ファミコンチャンピオンシップロードランナー(1) (レトロゲー・FC)プレイ攻略垂れ流し動画 ※動画倉庫:スクショ・引用OK2023121219121284
『チャンピオンシップロードランナー』 (Championship Lode Runner)はコンピューターゲームで、アクションパズルゲーム『ロードランナー』(1983年)の続編である。オリジナルはアメリカ合衆国のブローダーバンド社からApple II対応ソフトとして発売された。
日本では、1985年からファミリーコンピュータ (発売元:ハドソン) やSG-1000 (発売元:セガ)、MSX (発売元ソニー)、国産パソコン各機種(発売元:システムソフト、ソフトプロ)に移植された。またWiiとWii Uのバーチャルコンソールでファミリーコンピュータ版が配信されている。
概要
穴を掘りロボットを埋め、画面内にある全ての金塊を回収するアクションパズルゲームである[1]。アクション性よりも、むしろ消したブロックの復活のタイミングや ロボットの動きを正確に理解した上で、難解パズルを解いていくのがメイン[1]。画面も1画面完結でないため、隅々まで金塊を捜す必要があり、金塊を全て回収しても、別の画面へ移動してゴールを見つけなければクリアできない[1]。ロードランナーの上級編で、システムやルール、パッケージイラストは前作と同じである。
BGMはないが、効果音でBGMに近い音を出している[1]。
ステージ31はノーヒントによる攻略はほぼ不可能であり[1]、別冊ファミリーコンピュータ必勝本1の攻略記事で、「こんなものはパズルなんかじゃない」と述べられる。これらのステージはロードランナーの作者であるダグ・スミスのところに全世界から投稿されてきた難易度の高いステージが採用されている。ダグ・スミスによると、全50ステージのうち、日本人からの投稿は25ステージ。さらにその中の10ステージは当時のアスキー編集部の人間の投稿だった[2]。
ファミリーコンピュータ版発売当時、早解コンテストが催され、ステージ11~ステージ50までのパスワードを全て送ると、HUDSONチャンピオンシップロードランナー審査委員会から「チャンピオンカード」というゴールドの認定証が発行された。この認定番号は、早くクリアしたほど番号が若く、当時ハドソン社員だった高橋名人の番号は39050番である(mixiにおける2008年12月5日の高橋の日記)。また、全部で50ステージがあり、最初の10ステージは好きな順番でクリアできる。それ以降は1ステージクリアするごとに次のステージのパスワードが表示され、順にクリアしていかなければならない。パスワードはブロックなどの絵で描かれており、全てのパスワードをまとめると、最終ステージ50のマップになっている(ファミコン版のみ)。
なお、チャンピオンカードは50ステージ全てをクリアしたことを証明するものとされ[1]、各ステージのパスワードを送ることが条件だが、ステージ50をクリアしてもパスワードは表示されず審査の対象外だったため、実際はステージ49までクリアすれば貰う事が出来た。
各種PC版においても、各発売元ごとに同様の認定証キャンペーンは行われていた。
Apple版のデモ画面は作者ダグ・スミスのプレイを収録したものである[2]。