9.[Flower, Sun, and Rain] Air in G（part 2）[花と太陽と雨と]

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coin burger

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Published on December 10, 2020 3:48:11 AM ● Video Link: https://www.youtube.com/watch?v=P92Yhxfem_U

Game:

Flower, Sun, and Rain (2001)

Duration: 33:07

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Flower, Sun, and Rain(花と太陽と雨と , 2001)：Japanese video games
director：Goichi Suda(Suda51 , 須田剛一 , 須田51)
writer：Goichi Suda(須田剛一) , Masahi Ooka(大岡まさひ) , Sako Kato(加藤さこ)

[playlist]
Flower, Sun, and Rain：https://www.youtube.com/playlist?list=PLYnPhfZ3IEC2trMrO8EEc3qwDfvEcrqQU

[Air in G]：part 2

【Memory 2】
[モンド スミオの一日]
１．エド・マカリスターからのモーニングコール：いつの間にか眠っていたモンド。朝食の用意が出来ているとの知らせと、空港へ向かえ（仕事をしろ）との催促。1階のフロントを目指す。

２．ベッドから立ち上がり前に進もうとした瞬間、転倒する

３．部屋（402号室）でコーヒーを飲む：シスターが去った後眠りに落ち、飛行機が爆破する夢を見た（エドがあまりにも仕事の催促をするため）と、勝手に納得をする。

４．突然の依頼：404号室宿泊のステファン・シャルボニエからの依頼（スーツケースを探して届けろ）。
　ステファンの一方的な態度に腹を立て、フロントを目指す。

５．3階へ下る階段の行く手がカートに塞がれた：メイドのマチが運ぶランドリーカートが、3階へ下る階段を塞いでしまう。スーツケースはマチに任せ、エドがいる屋上のミニバーへと向かう。

６．屋上の電話のベルが鳴る：電話の主はステファン。モンドに対して、一方的にゲームを仕掛ける。

７．介入：ゲームを終わらせるために介入。
サッカーボール型のスーツケース（Attche Case - Football Type -）：Type - I(3412)

８．飛行機が爆破される：微睡（まどろみ）の時が訪れる。

９．夢を見ている？：逃げ出したピンク色のワニ（クリス）を追いかける少女。名はトリコ。メイドのマチに、廊下を走るのを注意されている。

[モンド スミオ(Sumio Mondo)]：職業は探し屋（Searcher）。愛車は、トヨタセリカ（愛称は”ギグス”。ガソリン車）。ホテル”花と太陽と雨と”からの依頼を受け、ロスパス島に入る。依頼内容は、ロスパス島を狙い、飛行機に爆弾を仕掛けているテロリストを発見し、テロを防ぐこと。宿泊している部屋は402号室（ツインルーム）。空港へ仕事に向かおうとするも、なかなかたどり着くことが出来ない。
　ステファン・シャルボニエという男に、付きまとわれている。

[エド・マカリスター(Edo Macalister)]：ホテル”フラワー・サン・アンド・レイン”の支配人（兼ポーター）。モンド スミオに仕事の依頼をしたクライアント。ロスパス島を狙うテロリストを見つけてもらうことが、彼の依頼内容。朝早くから電話口で、空港へ向うよう、モンドを急かす。
　相当なサッカー狂で、ステファンのゲーム（嫌がらせ）にモンドが苦しめられた際、その博識ぶりを発揮し、モンドを大いに助けた。
　
(モンドとの関係性)：依頼主エドと請負人モンド。
(モンドが感じた印象)：ホテルマンとしては問題ないが、ゆとりがなく、目は笑っていない。裏表があるタイプ。サッカーマニア。

[ステファン・シャルボニエ(Stefan Scharbonie)]：フランス人の工学博士で、システム工学を専門にしている。404号室の宿泊客（年に何度もこのホテルを利用するVIP）。システム工学に関する論文をホテルに籠り書き続けている男（ヤヨイ曰く、三か月も前からホテルの部屋に籠って、何かをしている）。モンドが探し屋であることを知っていて、次々にゲーム（嫌がらせ）を仕掛けて付き纏い続ける。言葉の端々にサッカー用語を散りばめる（相当なサッカーマニアで、モンドに仕掛けるゲーム（嫌がらせ）のルール作りにも、サッカーを比喩的に取り入れている）。
　完璧なシステムを構築するために研究を続けてはいるものの、心のどこかで完璧なシステムなど存在しえないとも思っている。綿密に組み上げたシステムは、最終的にインスピレーション（ファンタジスタ）という存在が完成させもするし、破壊しさえもすることを知っている。それでもなお、システムに執着し、自分で組み上げたゲームシステムを用い、モンドへの付き纏いを止めないのは、モンドを実験体にして、システムの可能性を試し、同時にインスピレーションの正体を掴みたいが故か。

(モンドとの関係性)：ゲームマスター（システム）のステファンとゲームプレイヤー（ファンタジスタ）のモンド。
(モンドが感じた印象)：失敬な男。関わりたくない。システム作りに憑りつかれている男。インスピレーションに対してアンビバレントな感情を持っている。

(モンドへの暗示)
”La vita coninua(「人生は続く」)”
「システムをどう綿密に組んでみたところで　最後の決定的なシーンにおいて　どうしたって　インスピレーションが必要になる」

[ヤヨイ(Yayoi)]：屋上のプールサイドで、くつろいでいる女。イタリア語も話すことが出来る。ステファンとも面識があるようだが、ヤヨイはステファンに対して、よい印象を持っていないようだ（モンドに対しては好印象）。因みに彼女は、ロマニスタでもなく、システム工学にも詳しくはないが、モンドが探し屋であることを知っている。
　以前交際していた男の一人（オランダ人）の影響で、サッカーに興味を持ち、リバプールファン。しかし、他流試合に熱くなることはなく、あまり勝ち負けやシステム（フォーメーション。戦略）に興味はない（この手の話が始まると、彼らは不機嫌になるから）。

【その他のDATA】
[ホテル”フラワー・サン・アンド・レイン”(HOTEL "Flower, Sun, and Rain")]：ロスパス島内にある唯一の宿泊施設。映画館や屋上プールなどの娯楽施設や遊戯施設、レストランやバーを完備。裏庭側には、コテージ（プールが併設）があり、目の前にはプライベートビーチが広がる。
　建物から施設や部屋に至るまで全てが機能的で、且つオリエンタルな要素を取り入れ、快適なリゾート空間を生み出している。
　ホテルのデザイン・設計は、カントウ出身のイゴール・イシザカスキ。イゴールは、カントウ24区の都市再開発事業では、多くの居住施設の設計を手掛けている。

[屋上プール(Roof Pool)]：ホテル”フラワー・サン・アンド・レイン”屋上にあるプール。24時間浄化装置を稼働。

[バー”チーバ・チーバ”(Bar "Chiba - Chiba")]：屋上プールサイドにあるバー。支配人もカウンターに立ち、飲み物を振る舞う。

[キャサリン(KATHARINE)]：万能電算解除機の愛称（「テツゴロウ」では仕事が出来ない）。キャサリンを用いて謎へ"介入"し、モンドが暗号入力すれば、何でも解除できる。モンドにとって、実に都合の良い道具。
　キャサリン無しには探し屋の仕事は成り立たないが、キャサリンも、モンドが暗号入力しなければ謎を解読することはできない。「二人」揃うことで仕事が成立する。

[ガイドブック「ザ・ロスパス」]：ロスパス島を探索する際、非常に便利なガイドブック。ロスパス島マップや主要な観光スポットをすべて網羅し、ロスパス島に滞在する著名人へのインタビュー記事、紀行文も掲載。
　謎へ介入するために役立つヒントも満載で、モンド スミオとキャサリンにとっては、非常に都合がよい。

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