#1.[Deep DungeonⅡ] OPENING [ディープダンジョン 勇士の紋章]

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Published on August 16, 2023 8:17:05 AM ● Video Link: https://www.youtube.com/watch?v=h7H5Scr3YUo

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Deep Dungeon II: Yuushi no Monshou (1987)

Duration: 2:15

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ディープダンジョン 勇士の紋章(Deep DungeonⅡ , 1987)：Japanese video games

[Playlist]
Deep DungeonⅡ(ディープダンジョン 勇士の紋章)：https://www.youtube.com/playlist?list=PLYnPhfZ3IEC0UWkNoaRYaE3K5ewVoDJO4

Deep Dungeon(ディープダンジョン)：https://www.youtube.com/playlist?list=PLYnPhfZ3IEC3IuC529DHbCVaQIje29LXP

【STORY】
[別離]：遠いの昔、その地ドールでは、人間と魔物の間で争いが続いていた。この戦いに終止符を打ったのが伝説の勇者コナンであった。彼は初代の国王となり、以来ドールは平和で緑豊かな国として、子孫へと受け継がれていった。
　しかし、平和も永遠に続くものではなかった。地下深くわずかに生き残っていた魔物たちは、ある日地上に飛び出すと街を破壊し、エトナ姫の魂を抜き去ってしまったのだ。この危機を救ったのがラルという一人の勇剣士であった。彼は地下迷宮に巣食う魔物と戦い、エトナ姫の魂を取り返した。さらに魔物を操っていた魔王ルウを倒しドールに平和を取り戻した。国王は「姫と結婚しこの国を治めてほしい」とラㇽに頼んだ。しかし彼は「国を治めるのはエトナ姫の弟君の仕事です。私は旅に出るつもりです。もし許されるなら姫と一緒に」と答えた。数日後彼はエトナ姫と旅立った。

[安息]：勇剣士ラルの働きによって、ふたたび平和がよみがえったドールの街は活気に満ち、再興に向かって動き出した。人々の顔には笑みがもどり、荒れ果てた大地には、緑が芽生え始めた。国王はエトナ姫の弟に王位を譲り、ドールの人々は新国王のもとで新たなる街の再興に力を合わせた。
　人々は魔物に破壊されてしまった城を新しく築きなおした。光輝く美しい城だった。それから、心のよりどころとなる神殿を構築した。ドールは徐々に再建されていった。
　時は流れ、忌まわしい過去の記憶も平和の中で薄れ始めていた。やがて、エトナ姫の父も亡くなり彼のひ孫が王位を継ぐころには、魔王ルウや勇剣士ラルの忘れられてしまっていた。そして慈愛に満ちた国王のもとで、人々は平和に浸り安息の日々を送っていた。

[不安]：ドールの地から争いが絶えて、どれだけの時が流れただろう。人々は平和を謳歌し、それが当然であるかのごとく生活をしていた。つしか、神殿を造った意味を忘れ、その意味を子孫に伝承することもなくなった。城には商人や市民、貿易商、吟遊詩人など多くの人が行き交い、ドールの街は城を中心に大いに繫栄していった。ところが、いつのころだろう。人々を不安にする噂が流布され始めたのだ。「商人がお城に入ったきり出てこない」「城内からときどき、おかしなうなり声や動物の吠える声が聞こえる」「最近、新しい国王の姿が見られなくなった」･･････。美しく輝いていた城は、いつしか輝きを失い、暗鬱とした雲が垂れ込め邪悪な空気がみなぎるようになっていった。人々の不安は日ごとに増幅してゆき、ドールの街は荒涼とした雰囲気に陥っていた。しかし、こうした事態は永きにわたる平和に浸りきった人々にとっては、初めての不安と恐怖だったため、どう対処していいのかわかる者はいなかった。ドールの街に蔓延し始めた恐怖は、人々を狂気に駆り立てるに十分だった。一触即発の緊迫した空気は、城から出てきた魔物によって破られた。ドールはふたたび邪悪が支配する暗黒の地と化したのだった。

[復活]：その日は来た。人々は不安と恐怖におののきながら城を囲むように集まっていた。城の門が開き、不気味な者たちが現れた。彼らの目からは光が消え、生気が抜かれた体は、生きる屍と化していた。そう、彼らは魔物に操られ、魔物の手下となってしまっていたのだ。なかから１人が前に進み出ると、人々に向かってこう叫んだ。
「この国は今日より、魔王ルウ様の支配下におかれる。きさまらがあがめ慕った国王はすでにこの世にはいない。ルウ様に逆らう者は国王と同じ運命をたどることになるぞ」
　人々は彼の言葉を呆然と聞いていた。かつてラルに倒されたはずの魔王が今復活したのであった。

[祈願]：恐怖におののく人々が、だれともなく集まってきたのが神殿であった。人々が忘れ去ってしまったはずの神殿には、世を捨てた老人が１人住みつき、神殿を守っていた。
　集まった人々を前に老人は、すでに街の誰もが忘れてしまっている勇剣士ラルの伝説を話して聞かせた。かつて魔王ルウに敢然と立ち向かいプリンセスの魂を奪い返し、ドールに平和をもたらしたラルの伝説を。老人の話を聞いた人々の心に、かすかな希望が生まれた。昔、ラルが魔王ルウを倒してくれたように、また、だれか、ドールを救いに来てくれるのではないだろうか。人々は神殿でただひたすらに神に祈った。救世主の再来を願って･･･。

[そして新たなる戦いが始まる･･･]
ドールは日に日に荒廃していった。城に入り、魔王ルウに挑んだ何人かの若者は、１人も帰ってはこなかった。
　ある日、１人の若者が姿を見せた。「私は旅の者ですが、何か目に見えぬ力に導かれてこの地に着きました。もし、私にお手伝いできることがありましたら何でも･･･」。
　その声に顔を上げた老人は驚きの声を上げた。「あなたは、勇剣士ラル･･･」。老人がまだ子供のころに見たラルの笑顔がそこにあった。
　老人は若者に月・星・闇・日輪の４つの塔の位置を記した城の見取り図を託した。
　勇剣士ラルの血を引く若者は、人々の期待を背に城へと向かった。
　時の流れを越えて、魔王ルウとの新たなる戦いが今始まるのだ。

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