【PS5】聖剣伝説 VISIONS of MANA(10日目)(2025/2/1)
聖剣伝説 VISIONS of MANAです。
去年2024年発売の、聖剣伝説の新作です。
有名なアクションRPGですが、リメイクでない完全新作の聖剣伝説の発売は久しぶりかも?(違ったらすみません)
雰囲気は聖剣伝説2っぽくていい感じです。
キャラクターの見た目やグラフィックも良いのですが・・・ストーリーがちょっと良くないです(><)
数年ごとに、世界中から8人がいけにえ(作中では御子と呼ばれている)として選ばれ、選ばれた人たちがいけにえにならないと世界が滅ぶという設定です。
本来ならすごく重い話だと思うのですが、みんなその役目に選ばれるのを喜んでいて、親とかも喜んで見送っています。全員深刻さが無く、緩い感じです。
世界中の人が、誰かをいけにえにするのが当たり前だと思っていて、自分もいけにえに選ばれたがっています。
正直、「世界まるごとカルト宗教!」みたいだと思いました。
最終的におかしいと気づいて否定するストーリーなら全然いいと思います。最初はそうだと思ってプレイしていましたが、どうも怪しいです。
いけにえを推し進めている人たち、いけにえを選ぶ精霊やフェアリーが、みんな善人のように描かれています。
いけにえになりたくないと言った人を善人っぽい人が「どうか考え直してくれんかね」と優しく説得するシーン、いけにえから逃げた友達を情けないヤツと軽蔑するシーンもありました。
作中でいけにえに否定的な人はわずかです。1人だけ仲間っぽい人の中にいけにえ否定派がいましたが、そいつはいけにえに選ばれた自分の恋人を救うために、他人を騙して犠牲にする自己中野郎でした。
主人公はそいつに説得されかけましたが、裏切られて恋人を犠牲にされ、「やっぱり魂をささげに行かないと」みたいな感じになりました。
「みんなのために死ぬのは尊い事」「みんなのために死ぬのを嫌がるのは情けない事」「みんなのために死ぬのを否定するのは自己中な悪人」というのが、ここまででこのゲームから伝わってくるメッセージです。
最近、WEBなどを見ていると、戦時中やカルト宗教みたいな全体主義的な考え方を理想だと思っている人が結構いるように感じます。このゲームを作った人もそんな感じなのではないかと思い始めてきました。
全体のための自己犠牲を素晴らしいと思い込まされる世の中なんて最低です。そういうのを良いと思う人を増やすようなゲームは、正直気味が悪いです。
ただ、まだ中盤なので、最終的にこのゲームが伝えたいメッセージがまだわかりません。最終的にいけにえを否定する展開になる可能性もあります。望み薄かもしれませんが・・・
ストーリー以外の部分は普通に面白いので、とりあえず続けて行こうとは思っています。
(明日、ゲームパスの2/16終了のゲームが発表されると思うので、明日からしばらくは別のゲームをやることになりそうです。)
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※ゲームのネタバレあり。
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