新・忍伝 : Shinobi Legions (Shinobi X). セガサターン実機
主人公は鉄斎流忍術「忍道」の正当なる後継者ショウ。ヒロインはショウとカズマの師で今は亡き鉄斎の一人娘アヤ。ショウとともに「忍道」を学び、後に行方をくらませたショウの実兄カズマ。アヤをさらった闇の組織「ガルゾ」をショウが追うという胸熱ストーリー。
各ステージ間には東映っぽさ全開の実写特撮シーンが挿入されます。演者はあのJAC(現JAE)所属の俳優さん。安っぽい舞台セットや合成エフェクトなどのB級っぽさはある意味見どころ。おじさんは特撮モノがけっこう好きなのでとても楽しめましたが前作がやたらスタイリッシュだったのもあって当時はユーザーの評判はあまり良くなかったように記憶しています(見た目が特に)。触ってみれば「忍」だとしっかり感じられるなかなかの良作だと思います。
セガサターン初期に発売されたゲーム。前作にあたるザ・スーパー忍IIを踏襲、発展させたようなシステムで見た目に反して操作性は抜群に良いです。実写取り込みだとモータルコンバットのペラペラアニメが連想されますが本作はアニメーション枚数がとても多く各動作も繋ぎもスムースで違和感が全然ありません。斬りやガード後に忍刀をスチャっと背中に収める動作が何気にカッコイイ。あとラスボスが最後に倒れるアニメーションがやたら気合入っています(笑)
今回のプレイでは使いませんでしたが八双手裏剣も健在です。が、今作は手裏剣があまり強くない、というか敵が手裏剣を避けるのでイマイチ使い勝手が…。八双回転斬りが攻守共に優れているのでお株を奪ってしまっているという感じでしょうか。
忍シリーズの例に漏れず初見殺しが多く特に後半はボスも含め顕著。一撃死してしまう運搬ミサイル地帯など全体を通して難易度はやや高め。
難点はアクションが多彩になったため操作がやや複雑。単調かつ冗長なステージが多く特に後半はダレやすい。ステージ7以降のツマラなさ難しさで投げる人もいそう。
余談ですがアイレムの「最後の忍道」を手掛けた人が制作に関わっているそうです。そして本作を最後に忍シリーズはしばらく途絶えることになります。
1995 SEGA
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This game is Japanese version.
SegaSaturn (RGB-out). Real Hardware.
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