仁義ストーム 普通にプレイ

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Published on ● Video Link: https://www.youtube.com/watch?v=6c0JWwlajMY



Duration: 15:01
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オープニングにもボスのデモにもエンディングにも、BGMはありません。そっそんな…

元々「トイファイター(SEGA)」。「フォースファイブ」。「仁義ストーム」。「幽遊白書 死闘!暗黒武術会」は、同じエンジンで作成された3D対戦格闘ゲームです。
そしてどいつもこいつも操作して気持ちの良くない格闘ゲームです。
「フォースファイブ」は元々アトミスウエイブで発売予定だったのですが、発売中止となり、後に「仁義ストーム」になりました。
「フォースファイブ」は5ラウンド先取前提の調整なのか結構すぐ死にます。(でも工場出荷設定にすると何故か2本先取に変わる)
「仁義ストーム」「幽遊白書 死闘!暗黒武術会」は2本先取及び3本先取メインでの調整なので上記のスリルがありません。
でもその割にCPUはEASY設定にしたってラスボスだけムカつくほど強いのです。

バーチャファイターに代表されるガード、パンチ、キックとレバーで構成されていて、レバーを短く上下どちらかに入れることで軸移動も出来ます。
ガードには三種類ありまして、レバーを入れながらガードすることで前ガードと後ろガード。レバーを入れないノーマルガードに別れます。前ガードはガード硬直を軽減することができる代わりに、入力してしばらくしてからでないと再度ガードができない。後ろガードはガード不能攻撃なども一部防ぐことができるが、ガード硬直が長いため反撃を入れることができない。という特徴があります。
また、空中ガードもあるのですが、空対空限定ガードであり、地上の相手の攻撃は一部を除きガードはできません。ちなみにガード中に軸移動されて攻撃を受けると、角度次第でガードしている軸がずれ、その後は全攻撃がガード不能になるバグがあるそうです。

攻撃レベルの高い技に対して攻撃レベルの高い技でカウンターを当てると発生するシステムで、使い方次第では体力の9割を奪う事が出来ます。仁義カウンターが発動すると、攻撃補正値が定数倍化されます。
(中レベルカウンターの青仁義カウンターで200%、強レベルカウンターの黄仁義カウンターで300%) さらに、その補正値はその後のコンボにも引き継がれているので、いかに相手に高レベルの技を出させ、それをよけて高レベル技を当てられるかどうかが重要な駆け引き…のはずだったのですが、大抵のゲーセンが一か月待たずに撤去されてるから誰も対戦なんてしてないからわかりません。だから実際の実用性については誰もわかりません。(ぶっちゃけエミュレーターでやっても時間とHDD(SSD)の容量の無駄レベルのゲームなので。)
で、各キャラクターに何故か【弾速の遅い飛び道具】が1.2個搭載されていまして、その飛び道具と、降り際めくりジャンプKなどによるガード不能連携を組むことができます。

元々このゲームは「男を殴って女を脱がす!掟破りの脱衣格闘ゲーム!」という謡い文句とともに、業界初の「脱衣格闘ゲーム」として発表されておりました。
ロケテストの段階では「18歳以上のプレイヤー推奨」とされ、勝者の試合内容に応じて敗者側のヒロインによる脱衣ムービーが流れる仕様となっており、脱衣麻雀コーナーの片隅でロケテストがおこなわれる異例の事態となり、こんなへちょい格闘ゲームでも脱衣パワーとはすごいもので、ロケテストのインカムは凄まじい物でした。
しかし、その脱衣ムービーの過激さが仇となり、製品化の際にJAMMA(日本アミューズメントマシン工業協会)の審査が通らず、結局製品版では脱衣要素が無いイラストの一枚絵が表示される仕様に変更され、大半の人間を落胆させ、仁義ストームは発売前から終了。付き合いで入れた店も一か月もすれば完全に跡形もなくなっている状態でした。

そもそもこのゲームはサミーから発売予定であった『フォースファイブ』のシステムとキャラクターモーションが全般的に流用されている。当時『アルカナハート』の開発がおこなわれていたが、資金不足からあわや開発中止の事態となり、資金調達のためお蔵入りから半年ほど放置されていたデータをベースに突貫工事で完成させたのが本作とのこと。
しかし販売元のアトラティーバ・ジャパンがすでに倒産していることから、現時点での基板の入手は非常に困難で、秋葉原でもキツイんじゃないかなぁ…