#33.[LAST ARMAGEDDON] 教会:真相(GARGOYLE, GIANT SNAKE, SKALTON, HARPY) [ラスト・ハルマゲドン]

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ラスト・ハルマゲドン(LAST ARMAGEDDON , 1990):Japanese video games
original author:飯島健男(Takeo Iijima)

[Playlist]
LAST ARMAGEDDON(ラスト・ハルマゲドン):https://www.youtube.com/playlist?list=PLYnPhfZ3IEC1T5qwdFo4bMHqn2NJziDjP

【旅の記録】:本当の地表(0:00)
1.教会へ(1:49)
(教会に関連する黙示録)
黙示録92章:心して聞け、ハーピィの一族の者よ、汝の本当の姿を知りたくば「教会」に行け。
黙示録51章:ハーピィの血を受けし一族よ、その姿の不気味さ、さらには悪臭。それゆえ、お前たちは存在できる。
黙示録93章:心して聞け、G・スネークの一族の者よ、汝の本当の姿を知りたくば「教会」に行け。
黙示録35章:スネークの血を受けし一族よ。お前たちが与える「邪悪なる者」のイメージは、作られたものなのだ。
黙示録94章:心して聞け、ガーゴイルの一族の者よ、汝の本当の姿を知りたくば「教会」に行け。
黙示録95章:心して聞け、スケルトンの一族の者よ、汝の本当の姿を知りたくば「教会」に行け。
黙示録42章:スケルトンの血を受けし一族よ。お前たちは、その存在すらも矛盾したものである。
2.真相(2:20):ガーゴイル(GARGOYLE)は、倒れていた彫像を見つけた。それは、自分と全く同じ姿をしたものだった。ガーゴイルはこの像を作った人類に疑問を感じた。
1)人類に対する疑問:人間がなぜ、魔物の像を作ったのか。彼らにとって、魔物は憎しみの対象ではなかったのか。
 “お前は以前、人間にとって大切な存在だと思われていた時がある”。この、ガーゴイルの意識に浮かんだ閃きが、彼の失われた記憶を瞬時にして再生した。
2)人類はそれを神と呼び、ある時は悪魔と呼んだ:人間の価値観の変化が、今の自分を魔物にした。崩れ壊れた彫像の姿は、人間の脆さを物語っている。それは、本当に望むべきものを忘れ、些末な事に気を取られてしまう人間の脆さである。
3.真相(9:07):G・スネーク(GIANT SNAKE)は、崩れかけた壁に残された壁画の一部を見つけた。それは、蛇の姿をした神に、別な神が襲いかかっているものである。人々が地にひれ伏し、その蛇に祈りを捧げている。スネークの意識は、知るはずのない遠い過去を垣間見た様な気がした。
※別な神:恐らく、侵略者たちが崇拝する神。或いは、これから迎え入れられる新たな神。
1)知るはずのない遠い過去:多くの人間の意思と接触した感覚。それは、人間との言語を越えた接触(祈り)の記憶だった。遥か昔、人間は神聖なものとして「蛇」に祈りを捧げた。
2)全ては人間が創り出した存在:彼を神と呼んだも人間である。ゆえに、祈りを捧げていた者が消滅した時、神である彼もまた消滅した。
4.真相(12:22):突如鳴り響く鐘の音は、スケルトン(SKELTON)の意識に電撃を走らせた。教会が静寂を取り戻した時、スケルトンは自分自身を知った。肉体もなく、ただ骨のみで動く虚しさを。矛盾した存在であるがゆえに、彼は虚しさを覚えたのである。
〇人の無念さが矛盾を生み、やがて虚しさを呼ぶ:死にながらにして生きている、虚しき存在であるスケルトン。夢も叶えられず、決して満足すること無く死んだ人間の無念さがこの矛盾を生み出した。
※滅亡の間際、この矛盾と虚しさに気付いた人類は滅び(無念)を受け入れ、次の世代に希望を託した。
5.真相(19:22):ハーピィ(HARPY)の目に、瓦礫の中の一つの彫像が映った。奇跡的にも傷ひとつ無く、まるで何者かに護られたかの様に美しいその彫像は、母子像だった。
1)生きる為に、誰よりも卑劣であり続けた:周囲の荒れ果てた光景に際立つ母子像。ハーピィは卑劣な者であるが、この母子像はなぜか意識の奥底に訴えるものがある。それは今までとは全く違った感覚だった。
2)忘却されていた慈しみ:本能は拒否できよう筈はない。魔物としてのハーピィの意識は、この懐かしい感覚を拒否できなかった。これこそが、ハーピィが持っていた本来の意識なのだ。それは、身に付けた卑劣さによって抑制され、姿を消していただけだった。
※ガーゴイル、G・スネーク、スケルトン、ハーピィたちの知性に変化が起きた。
「殺りく度」→「愛」
「残虐度」→「優しさ」
6.教会を立ち去る(21:53)

【DATA】
[魔族]:人類滅亡後、地中より目覚めた魔族は、異星からやって来た侵略者と地表で遭遇。彼らの奴隷として生きるか、それとも死か。魔族は侵略者を倒し、この星の支配者となる道を選んだ。
1.魔族の歴史:人類が地上を支配するはるか以前より、地中に君臨してきた魔族。サルバンの破砕日が起こる以前は地表で暮らし、魔族は人類と共存していた(伝説の時代)。人類との闘いに敗れた結果、魔族は地表を追われた、とも云われている。
2.人類が語る魔族の歴史:人類の歴史によると、魔族(十二種族の魔物たち)とは人類が生み出した創造物であり、新しい時代を築くための人柱に過ぎない。
3.地表について:本当の地表、それは天の上にあった。今まで魔族が地表だと思っていた場所は地下だった。そして既に、本当の地表は異星体に占領されていた。

[侵略者]:魔族が地表で遭遇した、「チリウス星系連合」を名乗る謎の異星人。この星を131番目の植民星とすることを宣言し、植民を開始した侵略者は、抵抗を諦めて奴隷として服従するよう魔族に迫った。

[解明すべき謎]:地表を制し、この星を支配する魔族が避ける事のできない使命でもある。
1.人類の滅亡:「進化」こそが、人類滅亡の根源(滅亡の定理)である。頂点を極めれば(賢くなり過ぎれば尚更の事)、消滅しなければならない事を知る時が必ず来る。それは人類だけではなく、次の時代の支配者となるものも例外ではない。
1)人類を滅ぼした悪魔とは:それは「魔族」の事ではない。人類の心の中の「悪魔」である。戦争やそれに付随する惨劇も、全ては荒んだ心の中に棲む「悪魔」が為したこと。その「悪魔」が実体化して、人類を滅ぼした。
2)恐怖心:とうの昔に人類が忘れてしまった感情。恐怖心を忘れた人類は、自身を省みる代わりに、憎しむ何かへ「悪魔」を投影する。自身の心の中に棲む「悪魔」の存在に、決して気付くことはない(自己顕示欲が心の中に宿る「悪魔」を覆い隠し、常に闘争を求める)。
3)次の世代へ:同じ過ちを次なる支配者が繰り返さぬように、人類は「生きた証」を残した。「進化」とは何なのか、人類を滅ぼした「魔」の正体、恐怖心を忘れた人類が自己顕示欲に支配されて行く様を。
 恐怖心を知る者、「未知」への畏れを知る者であれば、人類の犯した失敗を繰り返さないで済むかもしれない。そう信じて人類は、次の世代に「希望」を託した。
2.サルバンの破砕日:ひと月に一度、最初の日に訪れる、時間の流れが非常に遅い一日。それは、石板を制作するために起きていた現象だった。人類はひと月に一度、最初の日に石板を制作した。
※石板制作に伴う異常気象の原因:石板の原料である原子成分を地表及び地下の大気から吸収して採取する。その為、大気を構成する成分の均衡が著しく崩れ、大気が異常をきたす。
3.謎の石板の正体:この星の「次なる支配者となるべき者」を真の地表へ導く為に、人類は石板を制作した。完成された108つの石板は、魔族たちが生息する地下に放出された。
※石板は108つを一区切りにし、それが完成された時(1年を12カ月とした場合、完成まで9年を要する)、次なる支配者となるべき者が存在する地に放出される。尚、石板は永遠に制作される模様。
4.魔族が地中で生きねばならなかった理由:人類との闘いに敗れた結果とも、「サルバンの破砕日」と呼ばれる現象が原因だとも云われている。

[魔族より選ばれし12名の勇者]:異星からの侵略者と戦い、世界の謎を探るべく、各種族から集められた猛者たち。人類の導くがままに真の地表を歩き始めた12名の勇者は、人間が「魔」と名付けたものの真相に触れることになる。
1.ガーゴイル(GARGOYLE):彼が教会で見つけた彫像は、自分と全く同じ姿をしたものだった。
1)人類に対する疑問:人間がなぜ、魔物の像を作ったのか。彼らにとって、魔物は憎しみの対象ではなかったのか。
 “お前は以前、人間にとって大切な存在だと思われていた時がある”。この、ガーゴイルの意識に浮かんだ閃きが、彼の失われた記憶を瞬時にして再生した。
2)人類はそれを神と呼び、ある時は悪魔と呼んだ:人間の価値観の変化が、今の自分を魔物にした。崩れ壊れた彫像の姿は、人間の脆さを物語っている。それは、本当に望むべきものを忘れ、些末な事に気を取られてしまう人間の脆さである。
2.G・スネーク(GIANT SNAKE):彼が教会で見つけた壁画には、蛇の姿をした神に別な神が襲いかかる様子、人々がその蛇に祈りを捧げている様子が描かれていた。
1)知るはずのない遠い過去:多くの人間の意思と接触した感覚。それは、人間との言語を越えた接触(祈り)の記憶だった。遥か昔、人間は神聖なものとして「蛇」に祈りを捧げた。
2)全ては人間が創り出した存在:彼を神と呼んだも人間である。ゆえに、祈りを捧げていた者が消滅した時、神である彼もまた消滅した。
3.スケルトン(SKELTON):スケルトンは、教会に鳴り響く鐘の音を聞いた。
1)過去に描いた未来を滅びの前日に想う:鐘の音(それは弔いの鐘の音か)は、スケルトンの意識に電撃を走らせた。教会が静寂を取り戻した時、スケルトンは自分自身を知った。肉体もなく、ただ骨のみで動く虚しさを。矛盾した存在であるがゆえに、彼は虚しさを覚えたのである。
2)人の無念さが矛盾を生み、やがて虚しさを呼ぶ:死にながらにして生きている、虚しき存在であるスケルトン。夢も叶えられず、決して満足すること無く死んだ人間の無念さがこの矛盾を生み出した。
※滅亡の間際、この矛盾と虚しさに気付いた人類は滅び(無念)を受け入れ、次の世代に希望を託した。
4.ハーピィ(HARPY):ハーピィが教会で見つけた傷一つない母子像は、まるで何者かに護られたかの様に美しさを留めていた。
1)生きる為に誰よりも卑劣であり続けた:周囲の荒れ果てた光景に際立つ母子像。ハーピィは卑劣な者であるが、この母子像はなぜか意識の奥底に訴えるものがある。それは今までとは全く違った感覚だった。
2)忘却されていた慈しみ:本能は拒否できよう筈はない。魔物としてのハーピィの意識は、この懐かしい感覚を拒否できなかった。これこそが、ハーピィが持っていた本来の意識なのだ。それは、身に付けた卑劣さによって抑制され、姿を消していただけだった。




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