【石化する者達】ケモリョナ(kemoryona) サガフロンティアリマスター(Saga Frontier Remastered) 麒麟の石化 in フルドの工房 #9
サガフロンティアリマスターの石化。
フルドは石化能力で対象を石化させ、自らの工房で石像を飾るという公式設定となっています。
対象は
麒麟、ソニックバット、雷竜、ラモックス、赤竜
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フルド:「さてさて、まずはこの凛々しいコウモリさんをこの術で石像にしてあげましょうかね」
そう言うと今度はソニックバットに目掛けて幻夢の一撃を既に唱えていた。
術の中から飛び出してきたのはコカトリス。
ソニックバット:「キイ……ィ…」
至る所をつつかれた挙句、ソニックバットは石像への仲間入りを果たしてしまった…。
麒麟:「そんな…ソニックバットが石像に…!?」
麒麟の嘆く言葉も気にせず、フルドは満足気に次のターゲットに狙いを定めた。
フルド:「ほう、これはこれは、なかなか骨がありますね!」
そう言いながらフルドは両手を前にかざすと、雷竜に目掛けて石化ガスが吹き出した。
思いっきり石化ガスを吸ってしまった雷竜の身体はあっと言う間に石になってしまった。
麒麟:「そんな…!?雷竜まで!しっかりしてください!」
麒麟の声ももはや雷竜には届いていない…
そこには竜の形をした石の像が浮いているだけだった。
フルド:「フフフ、石像コレクションが1つ完成しましたね。」
嬉しそうな声でフルドは再度手をかざし始めた。
フルド:「さて、まだ石像の素体になってくれる子達がこんなにもいるんです。もう少し遊ぶとしましょうか。」
そう言うと続けざまに石化ガスが吹き出した。
ラモックス:「ぼ…ぼくのからだ…が…いし…に……」
今度はめいっぱい石化ガスを吸い込んだラモックスの身体はみるみるうちに石となってしまった。
麒麟:「く…こんなモンスターの子供まで石に…!許せません…!」
仲間が次々に石像にされていき、麒麟に焦りの声が増していた。
怒る麒麟の声に気にも留めず、フルドは満足げな表情を見せる。
フルド:「いよいよあと二方だけになりましたね。その立派な赤竜さんもこの術で石像の世界へ招待してあげましょう!」
あまりの詠唱速度で避けることはできなかった。
赤竜も背後からコカトリスにつつかれた挙句、モノ言わぬ石像へと化した…
フルド:「ハハハハ、後は聖獣である麒麟さん、ただ一人になりましたね。」
麒麟:「く…私まで石化してたまりますか。」
麒麟も必至にリバースグラビティで反撃をする。その攻防はしばらく続いた。
麒麟:「私は負けない…!」
バフ効果を得よう麒麟の歌を歌い出したその時だった。
フルド:「ハハハ、強いですねえ!その美しくもたくましい聖獣の身体、まさに私の石像コレクションにしてさしあげましょう!」
一瞬の隙をつかれ、フルドが放ったのは石化ガスだった。
麒麟:「ゲホゲホ…が…は……、いきが…でき…ない…!」
その身体にまんべんなくガスを浴び、身体が徐々に石化を始めていた。
吸い込んだガスは麒麟の肺にまで及び、石化成分により徐々に灰色へと染めていった。
麒麟:「み…みなさ…ん…、すみま…せん……。わたしも…せき…ぞう…に……な……」
その言葉を最後に麒麟の動きはピタリと止まった。
黄金に輝いていたその美しき身体も、完全に灰色一色へと染まってしまった。
その表情は敗北による無念さ、そして石化してしまうことの恐怖も混じった複雑を表現している。
フルド:「これはこれは、珍しいモンスター達が私の新たなコレクションに加わりましたね」
気分良い声でフルドはピクリとも動かないその彫像達を次々と撫でまわしていく。
フルド:「空術使いの聖獣である麒麟ですが。なんと美しい体つき、そして凛々しい顔つきをされているのでしょう。その驚いた表情は石像として永遠に楽しませてくださいね。」
石化した麒麟の身体を撫でまわした後、彼は雷竜を触り始めた。
フルド:「艶やかな尻尾と美しい羽、雷竜。その灰色一色の姿は映えますねぇ。ひんやりとしていて気持ちがいい石像ですよ、フフフ」
雷竜の石像を堪能した後、続いては愛嬌のある小さなモンスターを触り始めた。
フルド:「ラモックスの少年も良い感じに石になってくれましたね。マーグメルの崩壊を食い止めるために旅立ったと聞きましたが、もう心配はいりません。あなたはここで永遠に石化していればよいのですよ」
そして満足した声で、彼はソニックバットを撫でまわす。
フルド;「凛々しい姿のコウモリさん、石像の置物としてはちょうど良いですね。あなたも特上の石柱に飾って差し上げますよ、ふふふ」
最後はひんやりとした石の赤竜に話しかけるフルド。
フルド:「たくましい巨体のドラゴン…素敵じゃないですか。もう赤色ではなく灰色の身体になっていますけどね、フフフ」
フルドは満足したように
石化したモンスター達に問いかけた。
フルド「さあて、あなたたちはどこに綺麗に並べてほしいですか」
返事はない、もはやただの石像でしかないのだから。
フルド「フフフ、安心なさい。とっても素敵な場所に飾ってあげますよ…アハハハハハ」
…それから数年後
五体のモンスターの石像は今もフルドの工房に大事に飾られている。
フルドの手によってその石化した姿は美しく手入れをされており、これからも永遠に石像として佇み続ける運命なのだった…。
fin.....
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