R-TYPE : アールタイプ. X68000実機
1雑プレイで2周クリアまで。わりとガッカリ移植に挙げられるX68000版ですが今回プレイしてみていくつか気になる点を挙げておきました(後述)。
本家アイレム謹製。意外にチラツキが少なくR-TYPEの象徴とも言える反射レーザーも点滅ではなくきちんと描画されているのは嬉しい再現度です。
アーケード基板(M72)が解像度がちょっと高い基板なのでX68000版はドットが荒く、敵弾や一部の敵の動きがぎこちなくそれらのフレームレートが低い。
そしていざプレイしてみるとザコ敵と敵弾の少なさと速度の遅さ、一部の敵の動きが違うのに気づきます。特にザコ敵と弾の減少、そして全体の速度問題は2周目の難易度に大きくかかわってくるので、本作の2周目は1周目と内容がほとんど変わらず見る影もないほどにヌルゲー状態です。1周目もだいぶヌルくなってますが。原作と同様に2周目は敵の耐久力が上がってますがさほど気にならず、1周出来る人なら欠伸をしながらサックリ2周目もクリアできるレベル。
他にはスコア部分の表示が少し違う、爆発などアニメーションパターンの減少、ビットの動きの再現がイマイチ、フォースの回転の仕方が違う、BGM含む音周りがあまり似ていないなど。致命的ではありませんが所々当たり判定がおかしいのも気になりますね。
決して出来が悪いわけではないのですが原作の再現度という意味ではイマイチな出来かなと。なによりX68000ならもっと良くできたんじゃないの？というのが気持ちの根底にあるような気がします。中期～後期の技術が熟成された時期にリリースされていればもうすこしなんとかなったのかな…とか今更ですが思ったりも。
ちなみにおじさんはアケ版ノーミス2周クリアできません(笑)
R-TYPE
5インチ2HDフロッピーディスク 1枚
1987, 1989 IREM
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This game is Japanese version.
SHARP X68000(CZ-600C(B) 1MB+1MB+4MB with RaSCSI), Real Hardware.
#RTYPE #X68000 #Higemaru