【Switch ソフト紹介・レビュー】レイジングループ

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Duration: 9:47
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人狼ゲーム・及びループものをテーマとしたノベルアドベンチャー。基本的には文章を読み、選択肢を選んでお話を進めて物語の真相に迫る、というもの。
ストーリーを簡単に言うと、不思議な村に迷い込んだ主人公がその村で行われている儀式に参加するというものだけど、その儀式が俗に言う人狼ゲーム。ただし、『人狼ゲーム』という言葉は登場せず、あくまでルールやシステムが人狼ゲームなだけ。しかし実際に人狼役が村人を殺したり、昼の話し合いで怪しい人をくくる(殺す)のでみんなマジ。凄惨でムゴいシーンも多く登場するけど、露骨なグロイラストは無い。
また、バッドエンドを迎えて主人公が死ぬと、村に入る前まで時間が戻るが、それまでの記憶はあるため、次は死なないように立ち回ることができる。
人狼ゲームがテーマと言いつつも、本質は『死ぬとループしてしまうので、ループを抜け出す道を探る』というのが本当のテーマとなっている。また、同じく人狼ゲームをテーマとしたゲームに『グノーシア』があり、そちらはCPUを相手に何度もマジな人狼ゲームをする(怪しい人を指名したり、誰を殺害する、嘘をつく等ができる)が、本作は、人狼ゲームをするとは言え基本的には文章を読むだけ。配役はランダムではなく固定なので、人狼ゲームとしての自由度はほとんど無いと言える。
何度も死んでバッドエンドになるたび、その記憶や情報が『鍵』という形で入手できるので、それを使って選択肢を開放して先に進む。物語の好きな部分にジャンプできるチャート機能もある。だから本質は一本道だし、難易度もほぼ無いと言える。総当たりで何とかなる……と言うか、普通にトゥルーエンドに行くためにも総当たりすることになるし。
ストーリーはすごく面白く、明かされていく謎や伏線、どんでん返しやメタ的要素まで様々であり、ループものやサスペンスが好きなら買いで間違いない。眠れないほどハマれる。クリア後要素もあり、全て遊びつくすとたっぷり20~30時間はかかる(人によってはもっとかかるし、ノベルゲームとしてはかなりのボリュームと言える)。
構想や設定も細かく作りこまれていて、人狼ゲームみたいな儀式が始まった歴史や神話を紐解いたりしっかり解説されている。また、フルボイスでキャラクターはみんな個性的で良い(一部棒読みキャラもいるが、さほど気にならない)。ヒロインも非常に良いキャラクター。

ただし、気になる点と言うか良くないと思ったのは、肝心な場面でムチャクチャな展開になって乗り切ることが多く、しかも重要な部分の理由付けが「こういう能力を持っていたから」という突発的かつ脈絡も説明もないこと。これらの一部はクリア後の後日談で分かるものもあるけど、ストーリー本編で出てきた時点では意味不明やし……。というか、クリア後要素見ても意味不明な部分もあり、よくよく調べると、同メーカーの別ゲームをやっていないと完全には分からないらしい。そんなのファンサービスで少し入れるとかならまだしも、本編の大事な部分でやるのは、別のゲームやってないと理解できませんってのは……絶対アカンやろ。要はこの『レイジングループ』だけでは重要な部分が理解できないってこと。これには一気に冷めた。
また、作中のギャグシーンはエグすぎるほど程度が低い。「うんこマン!」とか「腋毛ビーム!」とか、小学生レベルでマジで閉口した。いくらなんでも寒すぎる。ゲーム全体の評価に影響を及ぼすぞこんなん。
ほか、ボイスはそのセリフを飛ばしてもしゃべり続けるのは良くなかったかな。つまり、セリフ中にボタンを押して次の文章に進んでもボイスは止まらない(喋り終わるか、次の別のセリフが入るまで)。だから「きゃあああああ~~~~!」とか、最後まで聞きたくないセリフであっても声が飛ばせない。プラス、先ほどのうす寒いギャグシーンも声を聞かなきゃいけないのでこれはキツかった。設定でも変えられないし。
また、ストーリーはしっかり練られていると言ったけど、文章力自体はややクオリティは低く、素人っぽさがある(まあ、これはだいたいのノベルゲームに言えるが)。

とは言え! 色々言いましたが、総合的にはすごく良いゲームでした。傑作と言って良いゲームです(マジで)。


発売日:2017年8月3日
ダウンロード版価格:3056円
対応人数:1人
ジャンル:アドベンチャー
ダウンロード版サイト:https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000000834.html
内容(サイトより):
「現実(リアル)の人狼」。その恐怖を体感せよ。
「おおかみ」信仰の息づく地・休水(やすみず)に夕霧が立つとき、殺人儀式「黄泉忌みの宴」が開かれる!
幾多の狂気と死の果てに、「死に戻る男」房石陽明は事件を解決できるのか?
大人気テーブルゲーム「人狼(汝は人狼なりや?)」を大胆解釈した、フルボイス・ホラーサスペンスノベルADV巨編です。

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