フォード・シエラ

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フォード・シエラ, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=1840066 / CC BY SA 3.0

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5ドア(初期型) 3ドア(初期型) メルクールXR4Ti 5ドア(後期型) サファイア 1986年RSコスワース 1992年RSコスワース4x4 コクピット シエラ(Sierra )は1982年から1993年までドイツ・イギリスを中心としたフォード欧州部門が生産した中型ファミリーカーである。
1982年9月21日に、それまで英独両国で生産されていたコーティナとタウヌスの後継車として発表された。
シエラの開発には、BMW時代に3シリーズを開発し後にGM副会長となるボブ・ラッツやルノーのチーフデザイナーとなるパトリック・ルケマンら、その後の自動車業界で活躍する才能が結集していた。
オーソドックスな3ボックスセダンであった従来のコーティナ・タウヌスを見慣れた人々の眼には、シエラの空力的なハッチバックデザインは非常に新鮮なものであった。
1981年に発表したコンセプトカー・プローブIIIの好評を受けて、この時代のフォードは生産車の「エアロルック」化を推進、北米では1983年モデルのサンダーバード、1986年のトーラスへとその流れは続き、特にトーラスは大ヒット車となった。
しかし、これに対してヨーロッパで生まれたシエラの販売は当初低調であった。
コーティナ・タウヌスの需要層には余り好まれなかったらしく、特にイギリスでは「Jellymould」とか「The Salesman's Spaceship」などと揶揄された。
また、ボディスタイルは3ドアと5ドアのハッチバックとワゴンのみとなり、トランク付きの4ドアセダンが用意されなかったことも不評であった。
エスコートも同様にハッチバックのみであったので、一時期トランク付きのフォード車は大型のグラナダしか存在しなかったのである。
このデザインのもうひとつの問題は横風に対する不安定さであった。
この問題はサイドウィンドウ後端に小さなスポイラーを取り付けることで解決したが、メディアでは大きく取り上げられ、販売の立ち上がりを阻害した。
なお、上級版の「ギア」と1985年に追加されたスポーティーモデルの「XR4i」は専用のフロントグリルと大型のヘッドライトを持っていたが、1987年にはハッチバック車もマイナーチェンジを受け、全てのシエラが「ギア」「XR4i」同様の大型ヘッドライトを持つようになった。
また、3ドア車は1985年からイギリスでは販売中止となったが、ヨーロッパ各国では最後まで販売された。
時流に先んじたスタイルにもかかわらず、シエラはライバルのオペル・アスコナやフォルクスワーゲン・パサートとは異なり、コーティナ・タウヌス同様、後輪駆動レイアウトを採用した。
このことはモデル後半になると居住性の面でライバルに対し不利となったが、その反面各種のスポーツモデルが人気を呼ぶ理由ともなった。
1982年10月に登場した時点でのエンジンは、OHV・1,294cc60PS、同1,593cc75PS、SOHC・1,993cc105PS(いわゆるピントエンジン)、V型6気筒2,294cc114PS、プジョー製2,304cc67PSのディーゼルエンジンが用意された。
ギアボックスは4速が標準で、5速は1,600cc以上でオプションまたは標準であった。
ギアボックスは当初はコーティナ・タウヌス用の「タイプ9」を用いていたが、V6やDOHCエンジン車は後に新しい「MT75」に改められた。
また1,600cc以上には3速オートマチックも用意されていた。
1985年にはXR4i向けにV6・2,792cc150PS、同じくフルタイム4輪駆動を組み合わせたXR4x4には2,935cc150PSエンジンが追加された。
さらに、旧態化して排気ガス規制への対応が困難となった「ピント」エンジンに代えて、1988年には1,800ccの新しい「CVH」エンジンが投入され、1989年には2000がDOHC化、1992年には1600も燃料噴射の「CFi」とされた。
1990年にはディーゼルエンジンがフォード自製の1800ターボディーゼルに変更された。
1987年には4ドア・ノッチバックの「シエラ・サファイア」が追加され、ようやくコーティナ・タウヌスを惜しむ声に応えられるようになった。
1985年には2段構えのリアスポイラー、通常の3ドアと異なる6ライトのサイドウインドーなど、独自の外観を持つスポーツ版、XR4iが登場。
欧州市場向けにはV6・2,800cc/2,900ccエンジンを...







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