【ゲーム雑誌まるごと台割チェック07】GAMEぴあ No.5 1993/12月末発売
1990年代頭、次世代機戦争真っ盛りの中、ゲーム雑誌はどんな感じだったのか? を中心にお送りするこのシリーズ。
第7弾は、映画雑誌「ぴあ」がお送りするゲーム総合誌「GAMEぴあ No.5」です。
紹介しているのは1993年12月末発売号。
1993年年末は12月にバーチャファイターがアーケードでサービス開始。ポリゴンが盛りあがり始め、1994年春には次世代機戦争突入、一年後の1994年末には、プレイステーションとセガサターン等の次世代機が発売と、ゲーム業界が熱い時期でありました。
これ以前に紹介している覇王の創刊が、1993/11末。この本は同年末に発売されたものですが……その中身はおかしいレベルで通常のゲーム雑誌から逸脱しております。次世代機の兆しが見え始めたとはいえ、時代はまだポリゴンが最新ワードであり、パワーワードでありました。そんな中、それを利用したVR、バーチャルリアリティという事象を特集として取りあげ、80頁近く特集した本誌は、時代的に考えて異質であります。この形態の本にも関わらず、海外の研究者、学者さんへのインタビューを行っており、とんでもなく手間暇、さらにコストが掛かっています。880円で採算が取れた……と思えないのですが。
これ以前のGAMEぴあは覚えている限りカタログ中心のゲーム誌だった記憶があったのですが、本誌紹介にあたってネットで検索。出てきた情報はツイッターで絡んでくださっている88MULTiⅡ@日本レトロゲーム誌研究会電子化部 さんの記事のみでした。まあ、あの、それくらい「売れなかった」ということかもしれません。
https://retoge-mag.hatenablog.com/entry/2020/06/21/162359
さらにさらに、動画内でこの雑誌……と発言していますが、アップ時に見返してみたら、本誌は「ムック本」でした。ムックは某赤い毛むくじゃら悪魔のことではなく、臨時増刊というか、雑誌風の単行本の事です。発売日などの規制がゆるく、一部グッズ扱いで販売期間が存在しないアイテムです。とはいえ、まあ、雑誌とそこまで大きな違いがあるわけじゃないんですが。
GAMEぴあ No.5 1993/12月末発売 880円
発行:ぴあ株式会社
平綴じ 166頁 オールカラー
表紙特色
#ゲーム雑誌 #レトロゲーム雑誌
お便りメール宛先:z a n g e t u @ shitirokugou.com(半角スペースは詰めてね!)
チャンネル登録よろしくどうぞ!⇒http://ur0.work/Nb41
コメント&評価頂けると嬉しいです
Zangetuツイッター⇒https://twitter.com/Zangetu_lb
質六合ツイッター⇒https://twitter.com/shitirokugou_c
質六合はなんとなくゲーム系を合い言葉に、ゲームを愛し、ゲームを楽しみ、ゲームを応援するWebサイトです。
ゲームだけで無く、ゲーム好きな人のためにイロイロとやったりやられたりするハズです。
何かとよろしくお願い致しいます。
◆質六合HP⇒https://shitirokugou.com/
◆質六合コミックス・4コマ⇒https://shitirokugou.com/comics/blog/
◆質六合文字・文章関係⇒https://shitirokugou.com/moji/