
『デビル メイ クライ』20周年。主人公ダンテのかっこよさが際立つ、悪魔も泣き出すスタイリッシュアクション!【今日は何の日?】
いまから20年前の2001年(平成13年)8月23日は、プレイステーション2用ソフト『デビル メイ クライ』が発売された日。『デビル メイ クライ』は本日で20周年を迎えました。
“スタイリッシュアクション”というジャンルを生み出した『デビル メイ クライ』。ナンバリングタイトルやスピンオフなど関連作は10本を超えており、アニメや小説、コミックなどでも展開され、多くのファンを持つシリーズです。第1作が生まれた経緯は、もともとは『バイオハザード』シリーズの新作として開発が進んでいたものが、アクション要素が強かったため、オリジナルである『デビル メイ クライ』として発売されるようになったというもの。

ストーリーは便利屋を営むダンテのもとに謎の美女トリッシュが現れるところから始まります。ダンテに魔帝ムンドゥスが復活の時を迎えていることを告げるトリッシュ。
ムンドゥスは、2000年前にダンテの父・スパーダによって倒された悪魔で、部下に命じてダンテの母を殺した張本人でもありました。ダンテは母の仇を討つため、トリッシュとともにマレット島へと向かう……という流れになっています。

なお、時系列では『3』がもっとも古く、若くてヤンチャだったころのダンテを見ることができます。『3』のキャッチコピー“楽しすぎて狂っちまいそうだ!”も秀逸。エンディングでダンテが「I'm absolutely crazy about it!」と叫んだときは、キャッチコピーはこのセリフからきているのか! ということが分かってうれしかったです。ちなみに、筆者は『3』がいちばんお気に入りで、楽しすぎて狂っちまいそうになるぐらい遊びました。
シリーズは新主人公の“ネロ”が活躍する『4』が発売されたあと、パラレルワールドが舞台の『DmC Devil May Cry』を挟み、11年ぶりのナンバリングタイトル『5』が2019年に発売されました。『5』では、ダンテとネロのほかに“V”という新たなプレイアブルキャラクターが登場。Vは魔獣を使役するキャラクターで、ダンテやネロとは違う操作感で新鮮でした。『デビル メイ クライ』がここまで愛される理由は、やはりダイナミックでスピーディーなアクションと、ダンテをはじめとしたキャラクターたちのかっこよさにあるんじゃないかなと思います。