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Ace Combat 5: The Unsung War (2004)

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封印 難易度ACE

「まさか核兵器とは、ベルカ人たちは本気なのでしょうか？」
「俺は背筋が寒くなったよ、あの時俺の足元で核兵器が運ばれていたとはな」
「大統領には話を通したの？」
「無論だ、この作戦は私たちの独断で行えるものではない、大統領の許可は不可欠だ」
「確かに、攻撃目標はベルカ領内だ、ベルカの国家そのものと戦争状態ではない以上は迂闊に手出しは出来ん」
「だからこそ、前回の偵察は完全非武装での出撃となったわけだからな」
「そんな、今まさに核兵器が持ち出されようとしているのにですか！？」
「グリム、君の焦る気持ちは分かる、しかしベルカの全てが灰色の男たちに賛同しているわけでは無いのだ、君たちの様に平和を望む者も多い」
「おやじさん・・・」
「ベルカ国内にもある平和の芽を、我々の迂闊な攻撃で破壊してしまう訳にはいかないのだ」
「おやじさんは、かつてベルカ人だった・・・おやじさんにしか分からないこともあるのね」
「すっすみません！ 僕はまるで全てのベルカ人が悪いような言葉を」
「いいんだ、そう思われてもおかしくない愚行だからね、だからこそ何としても食い止めねばならない、私のベルカ人としての責務だ」
「私も同じよグリム、ベルカと聞いただけで苦手意識が先行してしまうわ」
「自分も同じです、おやじさん申し訳ありません」
「気にするな、ベルカに対して良い感情が無いのは、君たちが核兵器を使用することに対して正しい認識を持っているだけに過ぎない」
(おやじさんは核兵器に対して俺たち以上に忌避感を持っているんだ、当たり前か、他国の映像として見ただけの俺たちと、自国で実際に見たおやじさんなんだ)

「ち・・・PJは・・・ジェームズ・・・で」
「ん・・・？なんだ？ グリムなんか言ったか？」
「いえ自分ではありませんが、こちらでも聞こえています」
「趣・・・ポロ・・・乗ってやる奴」
「誰の声なの？」
「分からん、ベルカ人の物とも思えん」
「まぁいいや、サァ行くか」
「「「「サァ行くか」」」」

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