第8回: RSB解の構成!情報基礎科学としての数理情報学・東北大学大学院情報科学研究科
【2021年度東北大学大学院情報科学研究科】
第8回はレプリカ対称性の破れた解(RSB解)を実際に構成してみましょう。
これまでの研究でどう破れるのかが分かっているので比較的やりやすくなっています。
受講者は遠慮せずslidoで盛り上げましょう!
またはYoutube Live上でコメントをしてください。
どうぞよろしくお願いします。
途中話題に挙がった集中講義のランダム行列に関する回はこちらから!
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#東北大学
#情報科学
#統計力学
【教員情報】
東北大学大学院情報科学研究科教授
大関 真之
Web page
https://altema.is.tohoku.ac.jp/~mohzeki/
twitter
https://twitter.com/mohzeki222
【チャプター】
00:00 待機画面
01:09 開始前雑談
03:38 OP
04:22 開始
05:55 外部受講者からの人気
07:29 前回の補足・復習(負のエントロピーについて)
∟13:31 エントロピー「項」と呼ぶ理由
∟14:44 最大化問題・機械学習との対応
∟16:35 レプリカ対称性の仮定
∟18:10 仮定へのツッコミ
∟19:29 「どのペアも同じくらい似てる」と考える事の違和感
∟20:30 相転移は起こらないのか
∟22:17 レプリカ対称性の破れについてこの講義でやる内容
∟24:19 対称性以外でどんな仮定ならば計算ができるのか
26:10 レプリカ対称性の破れ
∟27:03 Qについての仮定(対角ブロックを考える)
∟29:49 添字の拡張とその意味
∟31:54 論文の難しさ=発想の理由が見えないから
∟33:34 qを位置ごとに分けて計算する
∟37:07 対称性を段階的に破っていくと:full step RSB
∟38:25 添字を書く位置の意味(あくまでこの講義では)
∟40:15 エントロピー項の計算を進める
∟44:38 2step RSBは人為的に作らないとなかなか出ない
∟48:04 RSBのstepを増やしてく計算は自動化できるのか
∟48:52 場所ごとにハバストを打つ
∟52:21 エントロピー項の計算を終わらせる
∟1:00:42 レプリカ対称性を仮定した時と比較
∟1:02:37 積分計算を繰り返す
∟1:09:45 鞍点方程式
∟1:16:32 自由エネルギーを微分
∟1:17:28 q1,q0について微分
∟1:19:03 残りの微分には腹が立つ
∟1:20:08 どこがそんなに腹立たしい?
∟1:21:25 計算を実行(q1~)
∟1:27:58 計算を実行(q0~)
∟1:34:17 この計算を研究ではどう使うか
∟1:35:37 RS解とRSB解の境界を知りたい