Game:

Armored Core VI: Fires of Rubicon (2023)

Duration: 3:45

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総合評価：70点
致命的なマイナス点はないももの、圧倒的に面白いところも見当たらない。平均点の作品。

ハイスピードなロボアクションは、アンセム以来の、自由自在に機体を動かすあのワクワク感を思い出させてくれました。

敵機ACは皆かっこよくも恐ろしかった。一部ミッションは僚機がいて戦場感あり、宇宙ではブースト無限で敵戦艦の艦橋にゴゴゴゴと迫っていくシーン、もうルウム戦役のシャアの気分でした。あと写真にとられたら終わりのミッション、一機ずつ倒していくステルスプレイが斬新でした。

しかし、、、このゲームのテーマ
無数の組み合わせからオリジナルの機体を作りあげ、強敵を撃破していく、、、

自分も最初はボスやミッションで兵装かえてましたよ。でも途中で、これ二丁銃と両肩キャノンでよくね？脚なんか関係なくね？と気づいてしまった　そして本当ににそれだけでよかった

こうなった時点でもうごく普通のロボアクションゲー

ビルド(アセンブル)は、目的を果たすため合理性を研ぎ澄まして組むもので、趣味や縛りではないはず　このアセンブルが実はさほど必要でなく、ごり押しで済む大味な戦闘だと気づいた時の残念感。

すると本作の存在意義はどこに？　プレイする理由はなに？　自分の中に答えがなかったです。

ほかにも、ミッションのボリューム不足、変わりばえしないエンドコンテンツ、アリーナの弱すぎるCOM、脚の個性のなさ、実感できないパーツパラメータ性能、、細かい不足をあげたらきりがない。

ひさびさにメカでビュンビュン飛び回れて楽しくプレイできた本作。でも傑作というにはほど遠く、多くの要素が足りておらず、もっとやりたいんだがやることがないという物足りなさだけが残る。

小さな良作、まさに「７０点」という表現がふさわしい作品でした。

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