
「信長の野望・新生」、開発中のPC版による実機プレイ画面を公開!
「信長の野望・新生」、開発中のPC版による実機プレイ画面を公開!
城の数は「創造」、「大志」ほどになる
【信長の野望・新生】
コーエーテクモゲームスは、2022年初頭発売予定の歴史シミュレーションゲーム「信長の野望・新生」において、開発中のPC版を使用した実機プレイ画面を公開した。
本作は、シブサワ・コウ40周年記念作品として開発中の「信長の野望」シリーズ最新作。シリーズ第16作品目となる本作では“AIで躍動する武将たち”をコンセプトに、家臣たちが自らの判断で行動し、君臣一体となって歴史を動かしていくという、戦国時代のリアリティを体験できる。
本日10月2日に配信されたTGS2021オンライン「コーエーテクモ特別番組」には、プロデューサーの小笠原賢一氏が出演。開発中の実機プレイ画面がはっきりと映し出された。披露されたのは武田信玄を君主としてプレイしている状態で、日本全国が城ごとに分かれているのが確認できる。
城の数は「信長の野望・創造」や「信長の野望・大志」と同様の数で構成。またマップには、黄色で示されたエリアに“郡”という細かく分割された土地が配置されており、郡1つ1つを武将が所領として有しているという。土地と城、AIによる武将とが結びついた形でゲームが展開されると明らかにされた。
【【TGS2021 コーエーテクモゲームス】【2時間生放送】コーエーテクモ特別番組(10/2)【TGS2021】】
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「信長の野望・新生」、開発中のPC版による実機プレイ画面を公開!
目の前の状況に応じて、いけそうだったら戦うし、やられそうだったら逃げるしという。そういう基本的な行動はAIが行なって、攻略目標に対して武将なりに最適な行動を取ります。それに対して大名は俯瞰した視点ですべての武将を把握しながら戦っていきます。たとえば、止まる必要がないのに止まっているところへには「進軍しろ」と命令を下せるようなことはできます。
多方面から敵の本拠地に向かって出陣するシーン
敵味方大軍勢が入り混じって戦うシーン
戦場によって、進軍ルートや重要な拠点が異なる
騎馬突撃で敵を粉砕したシーン
刻一刻と変化する戦場で、武将は局面を判断して進軍する
拠点の攻防シーン。重要な拠点を制圧すると戦いを有利に進められる
柴田勝家の戦法が発動したシーン。強力な戦法は戦局を一変させる
歴史を変える一戦を制すると、全国に名を轟かせることができる
本作ではだいぶAIを強化していますので、今までは到着したら戦闘開始するみたいな形でしたが、今回は友軍の到着を待って勝てる勢力がそろったら行くという、AIの進化も実現しています。なので「君たちのお手並み拝見しようか」というプレイも楽しめます。AIで動く武将たち、プレーヤーに働きかけてくる武将たちと一緒に君臣一体の天下統一へ、というところが「新生」でアピールしたい一番のポイントとなります。
――武将が大事ですが、織田家以外にオススメ武将はいますか。
小笠原氏: 安定して進めやすいのは島津ですね。武将のクオリティはそろっている上に後ろを突かれる心配がない。国力と武将の質と地政学的な有利さで、初めてプレイする人にはオススメです。織田家というのはいろいろなイベントもありますので、織田家はもちろんオススメですが。
あとは北条が安定していて、地盤も強固でしっかりしていて数もあり国力も高い。関東地方の他の大名は北条家に対抗できるほど大きくないですし。プレーヤーとして北条家を選ぶのもありです。武田家も強いですが国力がしんどい。しかも上には謙信がいるという状態なので、北条のほうがだいぶ安定しています。
――シナリオはどのくらい用意されるのでしょうか。
小笠原氏: 具体的な数は現時点では言えないのですが、これまでのシリーズで用意してきた程度はあります。シナリオはあとから追加できるようにしているので、要望があったら時代を追加していく形ですね。あとは史実とは違うが、ものすごいオールスターを全国にちらばしたような、仮想的なシナリオでプレイするのは、これまでのシリーズでも用意してきましたので、同じようにユーザー様へのサービスというシナリオも準備します。現時点ではお答えしにくいのですが、シナリオはDLCで配布することになる予定です。
本作はまず、多くのユーザーに納得できる作品にできるかという所が目標です。しかしここには答えが出ないので、発売後のアップデートという形になるかもしれないですが、ユーザーの満足度をアップできるようなフォローをしていきたいと考えています。最近のゲームは発売日に出せば終わるというものではないですからね。それを承知して開発していますので、ある程度時期が近づいての発表となりますが、ロードマップを提示して、そこに対して適宜ユーザーの声を拾い上げ、一定期間ごとにアップデートを出していきたいです。
――小笠原さんが好きな武将は誰でしょうか。
小笠原氏: 大名としては武田信玄、武将としてはその配下にいる山縣昌景ですね。山縣のグラフィックのチェックは他の武将より細かいという(笑)。ここちょっと山縣っぽくないんじゃないかとか。ひげが下がりぎみだとちょっとなとか、本作でもこだわっています(笑)。
また武田家でプレイしてみて、それはしんどすぎるとか楽すぎるとか検証するのが大事なのです。「信長の野望」シリーズは基本的には織田家でバランスをチェックするので、織田家は安定しているんですが、それ以外での存在として武田でやってみて、上杉に対して圧倒的すぎないとか、逆にすぐに飲み込まれないとか。武田の強さをこの辺と定めると、関東あたりが整って、それが定まればあとはこうだよねと他のバランスも決まっていきますので。
ただ武田家は信玄が早く死んじゃうので、生きているうちに頑張るということもあります(笑)。それが武田家プレイのいいところなのかなと。
――最後に読者へのメッセージをお願いします
小笠原氏: 3月の末にタイトルとして発表してから半年経過して、今まさにプロモーションがスタートしたのですが、今回はその第1弾として本作のコンセプト、世界観などをお知らせしました。このあとは具体的な内容に興味があると思うので、ざっくりと月に1回くらいは新しい情報を後共有できるよう準備しますのでご期待いただきたいです。
また40周年の節目を飾るにふさわしいタイトルとして、チーム一丸となって全力を尽くして、新しい大きなチャレンジに、配下武将をAIで動かしてなおかつ大名としての手応えも感じさせるという大きなチャレンジに向かっていますので、発売を楽しみに待っていただければと思います。
――ありがとうございました。
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