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1996年発売 光栄のPS版『信長の野望 天翔記』の実況動画です。

シナリオ 1560年 桶狭間の合戦 朝倉義景
ゲームレベル 中級でプレイします。

朝倉氏七代目当主敏景が、子の氏景の書き残した敏景十七ヶ条を参考にしながら、プレイしていきたいと思います。


一、朝倉家においては、特定の宿老を定むべからず。その身の器用や忠節によって人を用いよ。
一、代々の家来であっても、能力のないものに奉行職をあずけてはならない。
一、天下平静であっても、遠近の諸国に目付をおき、常にその国情をうかがうべし。
一、名作の刀、脇差を欲しがってはならない。なぜなら、たとえ万疋の値の太刀を持っていても、百疋の槍百丁にはかなうまい。だから、万疋をもって百疋の槍百丁を求め、百人に持たせたら、戦いにのぞみ陣地の一方を防ぐことができる。
一、京より、今春、観世、宝生、喜多などの四座の猿楽能を、たびたび呼びよせて見物することを好んではならない。それに要する費用をもって、地元の猿楽の内、器用のものを抜擢して、育成すれば、末々まで結構なことである。
一、城内で夜中に、能を催してはならない。
一、侍のたしなみだからといい、名馬の産地の伊達・白川へ使者を使わし、よい馬や鷹などを求めてはならない。思いがけず、他所から送られたときはその限りではないが、三年たったら他家へつかわすべし。長く持っていると、必ず後悔するようなことがおこる。
一、朝倉の同族の者は、年頭出仕の晴着には布子を用いよ。また、それの家紋を付けよ。豊かであるからといって、衣装を立派にすれば、国の端々の侍までもが華美になり、立派な服装をととのえねば、主人の前にも出にくくなり、いつか虚病をつかい、一年も二年も出仕をしなくなり、ついには朝倉家へ伺侯するものが少なくなる。
一、家中諸奉行の内、たとえ能力のないものであっても、一心健固な輩には、特別に目をかけよ。ただし、懦弱の者であっても、容儀体裁が抜群の者は、供や使節として使い道があるから、これまた空しく捨ててはならない。両方とも取りえのないものは、召し使う必要はない。
一、無奉公のものと、奉公の者はじゅうぶん区別してとりあつかえ。
一、それほど事かくことがないならば、他国の浪人などに書記をさせてはならない。
一、僧も俗人もともに一能一芸に秀でた者は、他家へ取られるな。しかし、身の能だけをもととする、無奉公のものはいけない。
一、合戦のばあい吉日を選び、方角を考えるなどして、時日を無駄にすごしてはならない。
一、年に三度ばかり、正直で有能なものに命じ、国中を巡回させて四民諸国の言葉を聞き、政治の悪い面を改めよ。また、少々形をかえて、氏景自身が巡視することも結構である。
一、当家塁館のほか、かならず国中に城郭をかまえさせてはいけない。とくに大身の輩をことごとく一乗ヶ谷へ集め、それらの支配している郷村には、代官・下司だけをおけよ。
一、神社仏閣ならびに町家などを通るときは、しばらく馬などをとどめ、綺麗なものはほめ、破損しているものには哀憐の言葉をあたえれば、効果があるものだ。
一、いろいろ訴訟をする時、理非をすこしも曲げないようにせよ。もし役人から不正を行っているのを聞きおよんだら、かたく処罰せよ。