wizardry 囚われし魂の迷宮#9　「シーインの迷宮第３層探索①」

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はた爺

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Published on February 20, 2020 6:02:04 PM ● Video Link: https://www.youtube.com/watch?v=EfAbyz0Nyck

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Wizardry: Labyrinth of Lost Souls (2009)

Duration: 1:34:16

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試練の迷宮第４層の探索に入ったペチカたち。
「死」と向き合いながら迷宮に挑む中、バロンの蘇生失敗を目のあたりした。
悪びれる素振りもなく「蘇生は失敗しました」と寺院の僧侶から手渡された、「灰」と化したバロンの亡骸。
「灰からの蘇生をいたしますか？」と僧侶に言われたが、踏み切れずに保管を頼み寺院を後にした。
「私たちは、もっと話し合っておくべきでした・・・」と、ノーザンライトはうつ向いたまま呟いた。
「あ・・・あたちは、自身の為に迷宮に入っているでち・・・」「でも・・・」
「仲間・・・仲間って・・・」
ペチカは、その先の言葉が見つけられずにうつ向く。
酒場のドアが開き、聞きなれた声が「どうした、どうした。誰かロストでもしたか？」と冗談交じりに入ってきたのは、ぼるたくであった。
「不謹慎なこ・・・と・を・・・」とたしなめる途中で、JPの言葉は途切れた。
「おいおい・・・マジかよ」と、ばつが悪そうに頭をかくぼるたく。
「いいですか、みなさん。生きている以上、死は常にそこにあるんです。」と、トリニッチが口を開くと、ぼるたくPTの面々がひとりずつ話し始めた。
蘇生呪文によって死が絶対ではないが、「死」という現実を忘れてはいけないこと。
「仲間」とは、他人の「命」を背負う覚悟を持つこと。
無謀は冒険とは違うが、冒険を乗り越えなくては、本当の強さを手に入れることはできないこと。
どちらにせよ、この事実を乗り越えられないなら・・・「きっと誰かがロストするだろうし、他の誰かを殺すことになるな」とヴェスがぶっきらぼうに言い放った。
「決断できないなら、私が寺院に運びましょう」とエメラルが手を差し伸べる。
夜が明けるまで、彼らは話し合った。
バロンが灰からの蘇生に成功し、こう言い放つ。
「冒険者が迷宮で死ぬなんて、日常じゃないですか・・・まったく」
「もし、あなた方が悲しんでくれたり、覚えてくれていたなら十分ではないですか？」と。
「まったく・・・冒険者としての自覚が、足りません」と。
新たな壁を乗り越え、ペチカたちは第４層の探索に成功した。
そして、今日も迷宮へ向かうのであった。

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