【126本目①】ライブ・ア・ライブ [SFC]【RPG千本ノック】理想と現実

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やわらか宇宙研究所

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Published on February 21, 2022 4:37:00 AM ● Video Link: https://www.youtube.com/watch?v=EZptzS6q1b4

Game:

Live A Live (1994)

Duration: 7:19:26

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40

【次回②放送】https://youtu.be/s9xNF6dZcT4
【RPG千本ノック！ﾘｽﾄ】https://youtube.com/playlist?list=PLoy7DNb4x38JFIJpCZGB6lG-GMMqvVnfl
RPG1000本ノックとは、RPG苦手系ゲーマーがRPGに挑む企画。
126本目はスーファミ版「ライブアライブ」です。
発売当時は苦手な絵のキャラが数名居たから全く興味が無かったし、
周りでプレイしてる人も少なかった。
同時期の他の作品に埋もれた…と思ってる人も多いかも知れないけど
あまり売れなかったのは、それだけが原因では無いと思う。
とにかく、ゲームはプレイしなきゃ解らんのでプレイしてみます。
さて…ネットでさんざん上げに上げまくられたハードルは超えられるのか？

【ライブアライブ放送】
前編：※この動画
後編：https://youtu.be/s9xNF6dZcT4

中世篇：https://youtu.be/AbSVc63gmh4

【ざっくりチャプター】
00:00 雑談・前振り
21:40 原始編
2:06:00 功夫編
4:28:45 現代編
5:46:55 西部編
7:03:25 総括？

タイトル：LIVE A LIVE
ジャンル：ロールプレイングゲーム
機種：Nintendo GameCube
メーカー：スクウェア
人数：１人
発売日：1994年9月2日
© 1994, 2022 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
CHARACTER DESIGN
© 1994, 2022 SQUARE ENIX CO., LTD.
© 1994, SHOGAKUKAN Inc.
Gosho Aoyama, Yoshihide Fujiwara, Osamu Ishiwata, Yoshinori Kobayashi, Ryouji Minagawa, Kazuhiko Shimamoto, Yumi Tamura

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【ゲーム探し放送動画リスト】https://youtube.com/playlist?list=PLoy7DNb4x38IGwvK4psbZffHVbYFXspkY

【ノック総評】ライブ・ア・ライブ【７/１０点】悪い意味で７点
Amazonレビューや他のネット上での評価は基本的に大好評で名作との呼び声が高いゲーム。
しかし、どのレビューも｢ゲーム性｣を褒めてる物が見当たらない…それが”答え”な気もする。
功夫編の話や設定は｢コロコロコミック｣レベルだし、ゲーム的な部分を
面白い物にする工夫が確実に足りず、生放送中に寝落ちしかけたレベル。
西部編も、昔ながらの西部劇の”あるあるネタ”を、ただ集めただけの内容だし、
そこまで凝った物とは言えない。小中学生程度なら騙せるだろうが
いい大人が満足出来るような立派な娯楽性は無い…いや｢無い｣より｢薄い｣かな。

そもそも本作は｢能動的にプレイしたくなる｣程の魅力に触れようとするなら、
いくつかのハードルを越えなければならないのに、それをサポートする
ヒントや情報はゲーム内には用意出来ていない。多くのプレイヤーに向けて
作るのならば一番注意しなければならない部分が、かなり疎かになっている印象。

本作の問題点の多くは、生放送中のコメントなどから、恐らく全て
資金不足と容量不足が原因なのでは？という話の流れになった。
カートリッジの容量もスクウェアの他のゲームや年代的な容量の増加に比べて
本作は心許無い印象を受ける。あまり売れるゲームだという期待自体が
無かったのでは無いか？というコメントも有ったし、本来はもっと有名な
漫画家を起用したかったが、資金的な問題が有り現在の形に落ち着いた…など、
あまり考えたくは無い話なども出たが…この辺の真相は一生表には出ないだろう。
誰一人として得をしないしね…。

まぁ…兎に角、ゲーム性という部分では褒められる要素は薄めだし、
ネット上で褒められている物語も悪く言えば｢お子様向け｣程度の印象の物ばかり。
子供の頃に遊んで印象が良かった物を大人になっても引きずるのは解るが
何の思い入れも無い大人が先入観無しにプレイすれば直ぐに答えが出てしまう…。
こればっかりは仕方が無い事だと思う。
現在リメイク版が予定されているが、見た目はオクトパストラベラーっぽいが
開発自体は同じメーカーなのだろうか？
調べてみたけど詳細が解らなかった。
もし同じ開発会社であれば大いに名作になる可能性を期待できるが
映像が似てるだけで全くの別会社が作るのであれば、かなり不安ではある。

〘カートリッジ容量比較〙年代と容量に注目
（1991年07月19日）ファイナルファンタジー４：８Mbitロムカセット
（1992年09月27日）ドラゴンクエスト５：１２Mbitロムカセット
（1992年12月06日）ファイナルファンタジー５：１６Mbitロムカセット
（1993年12月18日）ドラゴンクエストI・II：１２Mbitロムカセット
（1994年04月02日）ファイナルファンタジー６：２４Mbitロムカセット
（1994年07月08日）スラップスティック：１２Mbitロムカセット
（1994年08月27日）MOTHER2 ギーグの逆襲：２４Mbitロムカセット
（1994年09月02日）ライブ・ア・ライブ：１６Mbitロムカセット ★
（1994年12月09日）ワンダープロジェクトJ：２４Mbitロムカセット
（1994年12月22日）大貝獣物語：２４Mbitロムカセット
（1995年03月11日）クロノ・トリガー：３２Mbitロムカセット
（1995年12月09日）ドラゴンクエスト６：３２Mbitロムカセット
（1995年12月22日）天外魔境ZERO：４０Mbitロムカセット
（1996年02月09日）バハムートラグーン：２４Mbitロムカセット
（1996年03月09日）スーパーマリオRPG：３２Mbitロムカセット
（1996年04月05日）ルドラの秘宝：３２Mbitロムカセット
（1996年12月06日）ドラゴンクエスト３：３２Mbitロムカセット

容量の多さというのは、多ければ多い程｢製造コスト｣が上がる。
大ヒットタイトルならコストが高くても利益で回収出来るが
あまり多く売れないと判断された場合は容量は少なく設定される。
カートリッジ容量が少ない事から、開発費も少な目に設定される事が予想出来る。
ドラクエ１・２の容量が少ないのは戦闘時にモンスターがアニメーション
しないなどドラクエ５に近い簡素な作りなのが原因。
※例：32万本売れる物で製造コストが1本100円増えれば3.2千万円増額。

ライブアライブは16Mbit内に入れたい物全部詰め込もうとしたけど
結局全然入りきらなくて、泣く泣くカットした部分が結構あると思う。
｢小学館との共同企画で販売100万本を超える大ヒットを狙って作った｣と、
いくら言ったとしても無理があり、この容量の少なさが全てを物語っている。
売れる見込みが有ればもっと贅沢に大容量で開発する筈だし、
実際に販売本数32万本と、スーファミ売り上げTOP50にも入っていない。
同年発売の｢かまいたちの夜｣の約半分しか売れておらず、
同じく同年の｢スーパーロボット大戦EX｣以下の売り上げである。
稀に｢同時期のタイトルに埋もれたのが売れなかった原因｣などと言われる事も
有るが、それは｢売れなかった事を正当化したい願望｣が生んだ妄想としか思えない。
1994年に発売されたソフトを全て調べたが、スパロボより売れなかった理由は
見当たらない。当時のスクウェアブランドを使っても32万本しか売れなかった
理由は｢商品の持つ印象と実際の内容との齟齬｣と、年末に発売を控えた
次世代機の存在だろう。まず、キャラクターに魅力が無いので中高生から
上の世代が、あまり興味を持てなかった。パッケージのキャライラストを見て
大人が｢これは面白そうだな｣と思うだろうか？
面倒になったんで文句が有る人は動画を全部見てください。
当時売れなかった理由は全て今回の動画に詰まってます。

#ライブアライブ #LiveALive #SFC