Early NES Emulator that was made in 1990 for FM TOWNS ～ 1990年製のファミコンエミュレータ (富士通 FM TOWNS用 フリコレ3収録)
34「フリーウェア コレクション3 」(フリコレ3)に収録されていたファミコンエミュレータ「ファミコン・エミュレータ」(そのまんま)。
作者は"Haruhisa Udagawa"という人物らしい。かつてセガやナムコに在籍していた宇田川治久氏？(フリコレ3内では作者名はHALとしか記載されていなかった)。
もう少し古いバージョンも存在(Ver0.35)することは確認しているが、このフリコレ3版(Ver0.45)ではROMイメージを指定できるようになったこと、RUN+SELECT+A+Bの同時押しで終了できるようになったこと、とりあえず音が出るようになったのが大きな改善点のようだ。
スプライト/BGの優先順位が固定(土管に入るマリオや敵といった表現ができない)、縦スクロール限定、サイズが40KB(PRG16 or 32KB + CHR 8KB)までのROM、音が再現できていない、色合いもおかしいなど問題もあり動かせるタイトルは限定されてしまうが、動くものなら普通に操作出来て音さえ気にしなければ遊べることが可能になっている完成度。
X68000向けにもファミコンエミュは出ていたようだが、そちらはROM自体を解析して68000用コードに置き換えてから実行するという手間が必要だったが、こちらのFM TOWNS用ファミコンエミュレータはROMイメージをそのまま読み込ませてインタプリタ方式で実行している。
動画はTOWNSエミュレータ「津軽」を使って撮影しているため、エミュレータの上でエミュレータが動いているというマトリョーシカ状態。なお、エミュ「うんづ」で実行するとスプライトが正常に表示されない不具合が存在する。
0:00 MARIO BROS
2:00 BALLOON FIGHT
3:16 DIG DUG
5:13 ELEVATOR ACTION
9:50 XEVIOUS
#FMTOWNS #エミュレータ #Emulator