NHK | モスクワで相次ぐ無人機攻撃 ウクライナ側がロシア領内での攻撃を認めるメッセージ その現状と波紋 別府正一郎キャスターが解説｜キャッチ！世界のトップニュース
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ロシアの首都モスクワで相次ぐ無人機攻撃。ウクライナ側が、これまでと違って、ロシア領内での攻撃を認めるようなメッセージを出していて、波紋が広がっています。
現場は「モスクワシティ」と呼ばれる、高層ビルが建ち並ぶ近代的なビジネス街。
7月30日に、飛来してきた無人機が墜落して建物の一部が損壊したのに続いて、その2日後の8月1日、再び攻撃がありました。被害を受けた高層ビルには、複数の政府機関のオフィスがあると伝えられています。
注目されているのが、ウクライナ側のメッセージの変化。
これまでもロシア領内での無人機での攻撃はありましたが、ウクライナ側が関与を認めることは通常ありませんでした。
しかし今回は、ウクライナ大統領府のポドリャク顧問がＳＮＳで「モスクワは急速に本格的な戦争に慣れつつあり、まもなく戦争を始めた側の領土に移っていく。より多くの無人機などがやって来る」と投稿。
波紋も広がっています。
ロシア国内では、「モスクワシティ」で働くようなエリート層への心理的な影響が指摘されています。ロシア軍が、ウクライナの住宅や学校などに繰り返しているミサイル攻撃で多数の死傷者が出ていることからすれば、無人機の攻撃は規模が小さいとは言え、モスクワのエリート層たちが普段の生活であまり感じることがなかった攻撃の恐怖が身近になったからです。
また、これこそがウクライナ側の狙いだと見られますが、ロシア国民の間で「プーチン政権は自分たちを守ることができないのではないか」という不信感を生む効果もあると言われています。
ウクライナ側として、ロシアへの心理戦の一環で行っていると見られる無人機攻撃。
▼無人機攻撃の現状
▼ウクライナのメッセージ
▼広がる波紋について、
「キャッチ!世界のトップニュース」 別府正一郎キャスターが詳しく解説します。
※8月2日「キャッチ!世界のトップニュース」で放送した内容です。
#ウクライナ #モスクワシティ #無人機攻撃 #プーチン大統領
#ロシア #NHK #キャッチ世界のトップニュース
【出演者】別府正一郎キャスター
【放送情報】NHK 総合 毎週（月～金）午前 10：05～ キャッチ！世界のトップニュース
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