映画で知るチリの軍事クーデター 洋画「サンチャゴに雨が降る」 ~ 選挙結果に動揺する右派~ 【日本語字幕】
▶動画の概要
チリの軍事クーデターについて、映画を通じて知るという趣旨の動画です。
題材となる洋画は「サンチャゴに雨が降る」
▶概要(ウィキペディアより)
『サンチャゴに雨が降る』は、1975年制作のフランス・ブルガリア合作映画。
1973年9月11日早朝のチリ・クーデターの発生から首都サンティアゴを中心にした各地の市街戦、軍事評議会による権力掌握を経て、詩人パブロ・ネルーダの葬儀にいたる10数日間の出来事の描写を軸に、並行して、登場人物の一人である外国人記者の回想という形で、サルバドール・アジェンデの大統領当選からクーデターに至る流れが描かれる。
▶参考:チリ・クーデター(ウィキペディアより)
チリ・クーデターとは、1973年9月11日に、チリの首都サンティアゴ・デ・チレで発生した軍事クーデターのこと。世界で初めて自由選挙によって合法的に選出された社会主義政権(アジェンデ大統領の人民連合政権)を、米国政府および米国多国籍企業による主導のもと、チリ陸軍のアウグスト・ピノチェト大将(当時陸軍総司令官)の指揮する軍部が武力で覆した。
▶参考:アジェンデ政権(ウィキペディアより)
1970年の大統領選挙により、人民連合のアジェンデ大統領を首班とする社会主義政権が誕生した。これは世界初の民主的選挙によって成立した社会主義政権であった。
アジェンデは帝国主義による従属からの独立と、自主外交を掲げた。第三世界との外交関係の多様化、キューバ革命以来断絶していたキューバとの国交回復、同時期にペルー革命を進めていたペルーのベラスコ政権との友好関係確立などに始まり、鉱山や外国企業の国有化、急進的すぎ営農技術が不十分な小作人にいきなり農地を譲り渡した。乱暴とも言える封建的大土地所有制の解体などを行い、任期中に小麦生産高を3分の一まで減らした。更に、自由に購入できた牛肉が、金曜日、土曜日のみの販売となり、政権末期には牛肉供給がほとんどできない状況に陥った。
ポプリスモ的な経済政策は外貨を使い果たしてハイパーインフレを招き、市場の物資不足からとりわけ中産階級の国民から反感を買った。トラック輸送は零細事業者による自営が中心であったところ、公団化を推進、多くのトラック所有者が反発し、ストライキを行った。そのストライキをアメリカ合衆国が支援した。西半球に第二のキューバが生まれることを恐れていたアメリカ合衆国はCIAを使って右翼にスト、デモを引き起こさせるなどの工作をするとチリ経済は大混乱に陥り、物資不足から政権への信頼が揺らぐようになった。さらに、極左派はアジェンデを見限って工場の占拠などの実力行使に出るようになった。
★★★この動画の再生リスト(チリ【1970年~1989年】)★★★
https://www.youtube.com/playlist?list=PLIElwyhknb6SgBRHvxBnDFJ93cib_m3jl
▶さらに知りたい人への参考リンク
【チリ・アジェンデ最後の演説】
https://youtu.be/vi7JYyIg5tw
【アウグスト・ピノチェト 世界の警察が作りし反共の独裁者 しくじり世界史!俺みたいになるな!!】
https://youtu.be/Iq0OQ9AzEp4
【アメリカのチリ・クーデター 民主マルクス主義を蹂躙した資本テロの内幕】
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/ananando/chilecoup.html
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