関電 査察翌月に1.6億円返還

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関西電力の経営幹部らによる金品受領問題で、関電側は、およそ1億6,000万円相当を税務調査が始まった翌月にまとめて返還していたことがわかりました。関電は、経営幹部ら20人が、福井県高浜町の元助役・森山栄治氏から3億2,000万円相当の金品を受け取っていたことを明らかにしています。税務調査をした金沢国税局が森山氏の自宅を調べたところ、およそ1億6,000万円相当の金品が見つかり、関電役員らの氏名と「確かに返しました」との文書が添えられていました。当時副社長だった豊松秀己氏が税務調査が始まった翌月の去年2月に、自身や八木誠会長ら計6人分を一括して返還したものだったということです。