#307【ヴィヴァルディ】『ラ・ストラヴァガンツァ』作品4-ヴァイオリン協奏曲第6番ト短調 RV 316a
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Published on ● Video Link: https://www.youtube.com/watch?v=5fxOLF-ibiE
✨【ヴィヴァルディ】アントニオ・ルーチョ・ヴィヴァルディ(Antonio Lucio Vivaldi, 1678年3月4日 - 1741年7月28日)は、イタリアに属するヴェネツィア出身のバロック音楽後期の著名な作曲家の一人です。彼はヴァイオリニストであり、ピエタ院の音楽教師、カトリック教会の司祭でもありました。ヴィヴァルディは多数の協奏曲や室内楽、オペラ、宗教音楽などを作曲し、現代ではヴァイオリン協奏曲『四季』の作曲者として広く知られています。
🔸ヴィヴァルディの《ラ・ストラヴァガンツァ(La Stravaganza)》作品4第6番、RV 316aは、1716年にアムステルダムの出版社エティエンヌ・ロジェから出版されたヴァイオリン協奏曲集の一曲で、全12曲からなるこの作品集の中でも特に個性的な一曲です。
タイトルの「Stravaganza」はイタリア語で「風変わり」「突飛」「常軌を逸したもの」を意味し、ヴィヴァルディがこの作品集で新しい表現や技巧的な挑戦を試みたことを示唆しています。
🎻 RV 316aの特徴
調性:ト短調(g minor)
作品番号:作品4第6番
RV番号:RV 316a(異稿としてRV 316も存在)
楽章構成:通常は3楽章(Allegro – Largo – Allegro)ですが、異稿では4楽章構成(緩-急-緩-急)となる場合もあり、教会ソナタ風の構造を持つこともあります。
様式:コンチェルト・グロッソに近い構成で、独奏ヴァイオリンと弦楽合奏+通奏低音の対話が魅力