G Generation Spirits【ジム(ホワイト・ディンゴ)】戦闘シーン
チェケラ!
〈チャンネル〉
https://youtube.com/@ch-ve3yz
〈インスタグラム〉
https://instagram.com/takeshi_hebiki?igshid=MjEwN2IyYWYwYw==
ジム
ジムとは、アニメ『機動戦士ガンダム』およびその続編・関連作品群に登場する地球連邦軍初の制式量産型モビルスーツ。
機体データ
型式番号 RGM-79、RGM-79A(前期型)、RGM-79B(後期型)
所属 地球連邦軍
開発 地球連邦軍ジャブロー工廠
生産形態 量産機
頭頂高 18.0m
本体重量 41.2t
全備重量 58.8t
ジェネレーター出力 1,250kW
スラスター総推力 55,500kg
センサー有効半径 6,000m
装甲材質 チタン系合金
固定武装 60mmバルカン砲×2、ビーム・サーベル
携行武装 ビーム・スプレーガン、ビーム・ライフル、ハイパー・バズーカ、シールドなど
概要
型式番号RGM-79。地球連邦軍の主力量産型MS。
名称のGMは「Gundam type Mass-production model(ガンダムの量産型)」もしくは「Gundam Model」の頭文字が由来であると言われている。
V作戦で開発されたガンダムの簡易量産モデルであり、機動戦闘の制御プログラムには、マチルダ・アジャン中尉がホワイトベース隊から持ち帰った、ガンダムのモーションパターンが用いられている。
簡易量産型ではあるものの、ガンダムが使用した武装は基本的に全て使用可能であり、ベースとなった機体の優秀さもあって汎用性は高い。
機体解説
RGM-79の「前期生産型」に分類される機体。
一年戦争当時、ジオン公国軍の主力量産MSザクⅡに圧倒され、これに対抗しうるモビルスーツの大量配備を連邦軍が急いでいた事もあり、性能よりも生産性が重視されている。
コストパフォーマンス追求の為に、装甲材がルナ・チタニウム合金からチタン系合金に変更され、コア・ブロック・システムも簡略化され非変形のカセットタイプのコア・ブロックが採用された。
しかし、ジェネレーター出力自体はガンダムより10%程度しか減少しておらず、ビーム兵器を運用可能な時点で既にザクⅡを超える性能であった。
また、スラスター推力はガンダムと変わっていない上、量産に際して不要な機能を削ぎ落とした事で軽量化も果たされたた為、カタログスペック上の運動性(パワー・ウェイト・レシオ)はガンダムよりも上である。
簡略化されたコア・ブロック・システムも、ジェネレーターの換装や全天周囲モニター・リニアシートの導入といったアップグレードのしやすさに貢献している。
『MSV』では前期生産型もさらに「前期型と後期型」に分けられている。この内「とにかく数をそろえる為、パーツのクリアランスを極端に緩くした」のが前期型であり、基本設計を無視して性能の低下を招いた事から粗悪品、粗製乱造と貶められている。ただしこの前期型は生産数が極めて少なく、間もなく装甲板の変更や細部を見直した後期型が順次投入された。このため後期型は「実戦タイプ」と呼ばれる事もある。
前期生産型とアムロの戦闘データは別工廠で開発が進行した「ジム後期生産型」にも反映された。
武装
頭部60mmバルカン砲
RX-78に採用されたTOTOカニンガム社製のものと同形式とも。こめかみに2門装備する。センサーの能力が向上し内部スペースに余裕ができたこともあって、装弾数が若干増えている。
弾薬はテレスコープ弾式、もしくは推進式を採用。前者の採用は収納区画の制限を考慮したためと言われる。ただし通常のテレスコープ弾では通常の弾よりも砲身消耗が激しく、多砲身式になったと言う。
ビーム・サーベル
型式番号はBSjG01。あらゆる物体を溶断する荷電粒子のプラズマを封じ込めビーム刃を形成する、当時の連邦系MS最大のアドバンテージとも言える近接ビーム兵装。
ガンダムと同型のものをランドセル左側に1本装備しているが、一部指揮官機は2本装備することもあった。尚、装備本数が1本になった理由として「ガンダムが2本同時に使用して戦闘する機会が極少数であった為、2本も要らない」と判断されたと言う説もある。
100mmマシンガン
型式番号YHI YF-MG100。
ヤシマグループ傘下の兵器企業『ヤシマ重工』製のMS用実弾火器。
小型で取り回しが良く、密林地帯などで用いられた。予備マガジンは腰部に装着することができる。
対MS戦において十分な威力を発揮したが、同じく初期の連邦製MS用火器である90mmマシンガンとは異なり、戦後は殆ど使用されていない。
ロケットランチャー
携行型榴弾砲。
密林での取り回しも考慮され、ハイパー・バズーカなどと比較して砲身が短いものとなっている。
シールド
ガンダムのものに比べ、取り回しを考慮した小型のもの。「ショート・シールド」などとも呼ばれる。
シールド先端は攻撃にも使用できる他、塹壕を掘ることも可能。また、シールド先端部を地面に突き刺し、その上に銃器を置く事でバイポッドのような運用が可能となる。
一年戦争終盤には増加装甲が施された改良型シールドが新たに配備された。
用語解説
コロニーの落ちた地で
一年戦争末期、コロニー落としの被災地となったオーストラリアを舞台として、主人公マスター・ピース・レイヤー率いる地球連邦軍ホワイト・ディンゴ隊の活躍を描いた作品。
それまで一年戦争期で描かれてこなかったオーストラリアを舞台としている。
キャラクター
地球連邦
マスター・ピース・レイヤー
CV:山寺宏一
連邦軍特殊MS小隊ホワイト・ディンゴの隊長。階級は中尉。コールサインはファング1。
元は戦闘機パイロットで出身地はオーストラリア。
「自分を過信せずに常にベストを尽くす」のを信念に戦う。瞬時に敵の要点や狙いを見抜く観察力、状況に合わせ正攻法・奇策を立案する作戦立案力、常に平静を保ち最良を模索する気質を持ち『仲間や司令を信じる事』と『疑う事』の相反する思考を両立できる。部隊内での信頼も高い。
専門用語
ホワイト・ディンゴ
地球連邦軍オーストラリア方面軍遊撃MS小隊。主人公の部隊である。
連邦軍オーストラリア方面軍ではレッドポッサム、グリーンエキドナ、イエロークオッカ等、部隊や方面軍の名前に色とオーストラリア大陸および、その周辺の棲息する動物の名を組み合わせたものが使用されている。
アスタロス
ジオン軍北米キャリフォルニアベースにて開発された環境破壊用生物兵器。
元々は過酷な閉鎖空間であるコロニーでも生育できる植物としてジオン・ズム・ダイクンの指示で研究・開発されていたものである。しかし研究が行き詰まり始め、研究チームは開戦後に地球へ降下、そしてキャリフォルニアベースにて研究はスムーズに進んだが、その副産物としてサンプルの中に繁殖力の強すぎる個体が出来てしまう。そしてジオンはそれを南極条約に抵触しない『生物兵器』として使用する計画を思いついた。
もしこれが散布されれば、地球上の植物がアスタロスに食い潰され、大規模な環境破壊が起きてしまうのである。
ちなみに固有種が多く生息するオーストラリアは外来種の侵入にかなり神経を尖らせている国であり、その点ではいかにもオーストラリアらしい題材と評せる。