Turn The Tide
チェケラ!
ガンダム名言集 第143回
『MSの整備はブラック企業そのものさ…』
〈チャンネル〉
https://youtube.com/@ch-ve3yz
Gセイバー
実写作品「G-SAVIOUR」に登場するモビルスーツ。
概要
秘密結社「イルミナーティ」の主力モビルスーツ。
同組織所属の開発チーム「セイバーチーム」によって開発されたガンダムタイプモビルスーツの総称である。
旧式モビルスーツ「フリーダム」をベースとした「Fセイバー」をベースに開発されており、Gセイバーはセイバーチームによって開発された7番目の機体である。
旧地球連邦時代から開発が進められていたが、制式採用を目的としていないコンセプトモデルとしての意味合いが強い。その為、軍用機としては失格だと言う学者もいるがそのプロトタイプ的高性能は生み出されるであろう新技術のテストベッドとしては申し分のないものだと言う意見もある。なお装甲形状はフリーダムの外装を改変したものを採用しつつ、内部部品の8割が同時代の現用MSの物を流用している。
頭部形状はこれまでのガンダムと同じであるがガンダムを意識して作ったのかは不明でしかもガンダムとすらも呼ばれていない。
最大の特徴は「オリジン」と呼ばれる基本フレームに装甲や装備を追加する事で重力下仕様の「テラインモード」と宇宙仕様の「スペースモード」などに換装できることであり、このシステムによりブグと言った並の汎用MS以上の性能を発揮できる。
反面コストが高騰してしまい、整備性が低下しているほか、装備換装用ハンガーが母艦や基地の限られたスペースを占有してしまうという問題点も上げられる。
主なパイロットはマーク・カラン、アブナー・セイバー、バリー・アダムス、リード・フォックス。
スペースモード
頭頂高 18.2m〜18.7m
基本装備質量 140.4t
主推進機出力 1008000kg
最大出力連続許容時間 42分
ジェネレーター定格出力 5512kw
乗員 1名
宇宙用の形態。腰周りと背中に大型のスラスターを有し、大腿部と大腕部の装甲をオミットする事で高い運動性と加速性を誇る。
宇宙用だが地上でも問題なく使用できる。
テラインモード
頭頂高 18.2m〜18.7m
基本装備質量 64.0t
主推進機出力 313600kg
最大出力連続許容時間 42分
ジェネレーター定格出力 5512kw
乗員 1名
地上用の形態。スラスター類が外され防御用の装甲が取り付けられているが、高い運動性を有し、脚力はスペースモードの2.8倍に相当する。
テラインホバーモード
テラインモードの腰周りと背中に大出力ホバーを装備した形態。
高速での飛行や歩行こそ不可能だが、ホバリングによる高速移動により高層ビル群や山岳地帯等で威力を発揮する。
武装
ビームライフル
主武装となるパルス状ビームを連続発射可能なライフル。宇宙空間と重力下の両局面での使用を考慮して、Gセイバーの身長に合わせてバレルが短めに造られている。
新規開発されたものではなく、議会軍系MSの武装をGセイバー用に再設計したものである。
ビームサーベル
格闘武器であるビームサーベルは、右側に1本装備される。接続基部もサーベルを抜きやすいようにスライドする場合もある。
ビームシールド
腕部にはビームシールド発生機が装備されている。仕様により両腕に装備することも可能。
ジェネレーターの余剰出力を利用した装備、ビームシールド。各モードによる差異はない。
バリエーション
Iセイバー(イリュージョン)
頭頂高 18.5m〜19.4m
基本装備質量 92.6t
主推進機出力 694500kg
最大出力連続許容時間 58分
ジェネレーター定格出力 5126kw
乗員 1名
イルミナーティで使用されているセイバーシリーズの9番目の機体。セイバーチームの別班によってGセイバーと並行して開発が進められていた。
Gセイバー スペースモードと同様、高い運動性を追求し開発されており、背部にベクタードノズルを有し、鳥の足を思わせる脚部が特徴。しかし、Gセイバーのスペースモード以上に機体に施された装甲が極端に少なく、必要最低限の装甲しか施されていない。
これは敵の攻撃を高い機動力と運動性を用いて回避するという設計思想の下に開発されている為である。
ガイアの光事件で複数機がガイアの援護に駆け付け、MWを撃破している。この事からも量産機であるようだ。
パイロットはフィリッペ・サン・シモンをはじめとするイルミナーティ所属パイロット。
武装
ビームライフル
Gセイバーの装備するビームライフルと同等の性能を持つ。Gセイバーのライフルに比べバレルが長いが、攻撃力、射撃性能に関しては大差ない。性能的にはGセイバーのものと変わらないが、射撃精度が高くなっている。
ビームサーベル
腰部にビームーベル2本が標準装備されている。
G2セイバー
Gセイバーの後継機。
Gセイバーの四肢に採用された「シングル・ジョイント・フレーム」を「ダブル・ジョイント・フレーム(機体の反応速度の向上を意図した二重関節を採用したフレーム構造)」方式に変更した機体である。
関節の数が増えた結果、剛性が低下した代わりに柔軟性と即応性が向上している。
また、膝から足首が大型化しており、これにより機動力や迎撃能力が向上したとされている。
これにより高速侵攻してくる敵に対する迎撃能力が16%、回避能力が12%程向上すると報告されている。並行開発された高速地上移動システムとの連動により実現されたものであると伝えられており、それこそが正式なG2セイバーであるいう説がある。