【ゆっくり実況】ファイナルファンタジーⅡ【長く続いていた平和が、いま終わりを告げた】レトロゲーム FF2
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タイトル:ファイナルファンタジーⅡ(FINAL FANTASY Ⅱ)
ジャンル:RPG
発売日:2002年10月31日
対応機種:プレイステーション(PS)
発売元:スクウェア
開発元:KAN NAVI
作品紹介
魔界より呼び出した魔物の力を用いて世界征服に乗り出したパラメキア帝国。
世界中の国々が次々と陥落していく中、フィン王国は必死に抵抗を続けてきたが、
帝国の圧倒的な戦力の前に敗退、居城を奪われ王族は辺境の町アルテアに落ち延びた。
そんな中、フィン王国に住んでいた4人の若者――フリオニール、レオンハルト、ガイ、マリアは、
家族を奪われ執拗かつ無慈悲な帝国の追手から逃げ続けていたが、ついに追いつかれ倒れてしまう。
パラメキア帝国に対抗する反乱軍を指揮するフィン王国王女ヒルダに救われた一行は、
混乱の中で行方不明になってしまったレオンハルトの探索と家族の仇討ちを決意して反乱軍に加わり、過酷な戦乱の渦の中に身を投じていくのであった。
本作は複雑な人間関係や命の尊さなどを描く色濃い人間ドラマが盛り込まれており、その後のシリーズにおけるストーリー性重視スタイルの先駆けになった作品と言える。
本作では敵サイドが帝国軍で、主人公およびその仲間たちがその帝国軍に抵抗する反乱軍の協力者という位置付けになっており、『スター・ウォーズシリーズ』(1977年 - )旧3部作の影響がシナリオに反映されている。
シナリオは、脚本家の寺田憲史が手掛けた。また、本作の小説版『ファイナルファンタジーII 夢魔の迷宮』も寺田によるものである。
登場キャラクターやモンスターのデザイン、イメージ画などは幻想画家でデザイナーの天野喜孝が担当した。
本作は、「『FFⅠ』とはとにかく違うものにしよう」という構想のもとに作成された。そのため、本作には経験値およびレベルの概念が存在せず、戦闘中に負ったダメージの量や武器や魔法を使用した回数などによってキャラクター個々のステータスや「熟練度」などが上昇するという独特の成長システムが導入されている。
また、ゲームスタート時には、主要キャラクター4人の名前を全て入力し終えた直後にいきなり桁違いに強い敵との戦闘が始まり、なすすべもなく打ち負かされるという独特の演出が用いられている(リメイク版では名前入力直後にプロローグが流れ、その後に戦闘へと繋がる)。
シリーズ恒例のチョコボとシドは本作で初登場した。またシリーズで繰り返し登場するクリスタルも登場するが、本作ではあるダンジョンへ入る際に必要となるアイテムの素材であったり、別の物では主人公たちのステータスを増大させる程度のものであったりと非常に存在感が薄い
つまり、「世界に関わる存在としてのクリスタル」というイメージが固定化されたのは『FFIII』以降であると言える。