【ゆっくりRTAプレイ】ラストハルマゲドン【人類滅亡後の世界でのモンスターたちの最終戦争】レトロゲーム
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タイトル:ラストハルマゲドン(LAST ARMAGEDDON)
ジャンル:RPG
発売日:1990年11月10日
対応機種:ファミコン (FC)
発売元:ブレイングレイ
開発元:ブレイングレイ
作品紹介
人類は自らの過ちによって滅亡した。かつて人類によって魔界へ追いやられた魔物たちは、これで地上が自分達の物になったと確信した。しかしその矢先、ある日、地上へ出たミノタウルス族とスケルトン族の魔物が突然射殺されてしまった。地上にはエイリアンたちが降り立っていて、彼らは他の魔物たちにこの地を征服したと告げる。エイリアンの侵略が許せない魔物たちは各魔物たちの代表12名でチームを組んで地上を探索し、エイリアンの討伐を画策する。
しかし、ある島に建てられた『戻らずの塔』と石版に書かれた108の『黙示録』がモンスターたちの謎を示しており、それが意外なる展開を迎える事をまだ知らなかった。
人類滅亡後の地球を舞台に、生き残ったモンスターと突如として現れたエイリアンとの抗争を描いている。アイテムを購入する店舗が存在しない事や、レベルアップする事でキャラクターの容姿が変化していく事などが特徴。
開発はブレイングレイが行い、企画およびシナリオは後にリバーヒルソフトのパソコン用ソフト『BURAI』(1989年)を手掛けた飯島健男が担当、音楽は後にPCエンジン用ソフト『改造町人シュビビンマン2 -新たなる敵-』(1991年)を手掛けた葉山宏治が担当している。発売当時、ブレイングレイに直接ハガキを送ると『ラストハルマゲドンモンスター図鑑』がもらえた。これは『抜忍伝説番外編』と同じ手法である。
後に日本国産パソコン各種に移植された他、PCエンジンCD-ROM²やファミリーコンピュータなどの家庭用ゲーム機にも移植された。続編企画としては、パソコン版で日本妖怪対西洋妖怪の対決を描くラストハルマゲドン番外編『妖怪変紀行』、PCエンジン版『ラストハルマゲドンII』が発表されたが、いずれも発売には至らなかった。
12種類の魔物が昼・夜・サルバンの破砕日(各月の1日)のチームに分かれて、黙示録の謎を解き、戻らずの塔を攻略することになる。腕力、体力、攻撃力、防御力、魔法力、悪運などそれぞれのパラメーターはレベル分けされていて、魔界へ戻れば一日に一回だけ全パラメーターが回復することも最大限に利用して、パーティー分けをする必要がある。
通常のRPGと異なる点は、モンスター達が主人公であり、限られた場面のみ人間が登場する。また、アイテムなどを購入する店舗がなく、モンスター自身が道具・武具の作成をしなければならない。
モンスターはレベルが上がるにつれ姿が変化するが、特に総合レベル17と総合レベル34になると、別のモンスターから細胞を得て、融合してより一層醜くなっていく。特にスライムとの融合は醜さに拍車を掛けることとなる。
ストーリー展開上、ラスボスにたどり着いても、その時点ですべての謎は解けているため戦う必要はない。ただし、PCエンジン版ではOPに登場したエイリアンが意味深な名前でラストバトルを行うが簡単に倒せる仕様となっており、ファミリーコンピュータ版では別のオリジナルラストボスと最終戦があるなど変更されている。