【ゆっくりRTAプレイ】魔導物語 はなまる大幼稚園児【ちっちゃいアルルのおっきな冒険!!】レトロゲーム 魔導はなまる ぷよぷよRPG
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タイトル:魔導物語 はなまる大幼稚園児
ジャンル:RPG
発売日:1992年7月17日
対応機種:スーパーファミコン (SFC)
発売元:徳間書店インターメディア
開発元:コンパイル
作品紹介
もうすぐ、アルルは魔導幼稚園を卒園します。
卒園の時には幼稚園の敷地内にある魔導の塔で試験を受けることが出来て、それで合格するのは魔導師志願のみんなの憧れ。
でも、試験を受けるにはまず受験資格を得たという認定証が必要なのです。
ある日、アルルの家に不思議な手紙が届きました。
古代魔導文字で書かれたそれは、実は園長先生が園児全員に出したもの。
おばあちゃんに読んでもらうと、集めれば願いのかなう秘石の在り処について記した地図だと分かります。
認定証が欲しいというお願いをかなえたい。アルルは冒険を始めます。
「魔導物語」シリーズでは唯一、任天堂のハードで発売された作品である。コンパイルが開発し、徳間書店インターメディアから発売された。通称『はなまる』または『魔導はなまる』。
ファジーパラメータなどのシステムは受け継がれたものの、3Dダンジョンではなく2Dフィールド型になった。キャッチコピーは「ぷよぷよRPG」。本来本編であるはずの「魔導物語」シリーズがスピンオフであるはずの「ぷよぷよ」に宣伝された逆転現象と言える。そのためかこのゲームでは戦闘前に『ぷよぷよ』でおなじみの漫才デモが流れる。また、サンプリングボイスの一部も『す〜ぱ〜ぷよぷよ』や『す〜ぱ〜ぷよぷよ通』などから流用された。
ゲーム雑誌「ファミリーコンピュータMagazine」では、はなまるカードが配布され、本ゲームの初回生産分にのみ付属していたNo.22を含めた、全22種を集めるとテレホンカードが貰えるというキャンペーンを行うなど、プロモーションに力を入れた。
エピソード1の前日談に相当する本作は、幼稚園児のアルルが卒園するために認定証を探すことが話の中心に据えられている。その後はエピソード1同様ラストダンジョンである塔の中で3つの魔導球を探すが、他機種よりも塔内での冒険は大幅に簡略化された。終盤のイリュージョンイベントはない。また、本作のアルルの年齢を5歳と報じた雑誌があったが、別の雑誌では6歳と報じられた。ディスクステーション8号においてもP60では「6歳のアルル」、P62では「5歳のアルル」と食い違う表記がされた。
また、コンパイルと徳間書店インターメディアの間の連携が取れていないと思われる誤字・誤植が多数散見している。例えば、サタンの年齢も本来なら10万14または15歳であると思われるが、ゲーム中ではサタンに関するクイズに正解するための情報として「私も今年で100000と… …14さいになった(10万14歳)」というメッセージがあるが、そのクイズでは100000014(1億14歳)が正解になっていたり(10万14歳の選択肢がない)、販促活動の一環として徳間書店インターメディアが制作したカードでは、アルルの血液型をAB型とする点などが挙げられるほか、問題は版権の管理にもおよび、本作品のオリジナルキャラクターであるデビル君や園長先生などは、以降コンパイル側単独では使用できなくなった。
当時のディスクステーションやコンパイルクラブにはオープニングデモの一部が載せられていたが、何らかの理由で没になったようで、製品版には採用されていない。また、当時紹介されていた全体マップも製品版とは異なる。没となったオープニングストーリーは、「魔導村で唯一自分のファンクラブに入らなかった、後にアルルの母親になる女性を逆恨みしたサタンが、7年後に暗躍する」といったものであった。
製品版では、サタンの別荘にはサタンと彼に捕まったデビルがいて、アルルはサタンと友好的に出会い、デビルが隙を見て脱獄、カーバンクルはここでのイベントは無関係と、3名が完全に独立している。
本筋は「『A・R・S』のアルル編で4歳のアルルとカーバンクルが出会い、改めて『II』で16歳になったアルルとカーバンクルが再会する」というシナリオだが、6歳のアルルとカーバンクルの再会がゲーム中で明確に描かれるのはこの作品だけである。