機動戦士Vガンダム 戦闘BGM:ザンスカール帝国(Wars ver.)【夏に春の祭典を!】
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ガンダム名言集 第115回
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ゴトラタン
ゴトラタンとは、TVアニメ『機動戦士Vガンダム』に登場する、ザンスカール帝国の試作モビルスーツ。
カタログスペック
全長 15.9m
本体重量 11.1t
全備重量 24.9t
ジェネレーター出力 6,170kW
装甲材質 ハイチタン合金ネオセラミック複合材
スラスター総推力 102,350kg
概要
ザンスカール帝国の特殊機関スーパーサイコ研究所が開発した試作モビルスーツ。型式番号ZMT-S33S。この型式番号は、帝国が最後に開発したMSリグ・コンティオと連番となっており、2機によるコンビネーションを想定して開発されたともされている。
モトラッド艦隊旗艦アドラステアに配備された。カテジナ・ルース少尉が搭乗した。
専用のジェネレーターを内蔵する大型のメガ・ビーム・キャノンの運用を前提として開発された試作モビルスーツ。
メガ・ビーム・キャノン、マイクロミサイル、大型スラスターで構成された長距離用キャノンユニットに加えて、MS本体は白兵戦にも対応した物となっており、スラスターユニットはキャノンユニットの邪魔にならないよう背中に装着されている。
キャノンユニットは通常は格闘戦に支障がないよう折り畳まれており、射撃時に展開される。また本体から切り離すこともでき、再ドッキングも可能。
MS本体はメインスラスターが両肩に配され、武装も接近戦に対応したものが装備されており、特殊兵器ビーム・トンファーを両腕に搭載し、頭部には相手の意表をつくビーム・カッターを装備している。このほか手持ち武器としてビームライフルと、防御装備としてビームシールドも持つ。
遠距離での砲撃戦能力では流石にザンネックには及ばないが、近距離での格闘戦能力はこちらの方が上回っている。
ザンネックが遠距離において絶大な力を示すスナイパーであれば、ゴトラタンは遠・中・近どの距離においても高い戦闘力を発揮するオールラウンダーといえる。
初登場はあのネネカ隊回で有名な49話で、冒頭から登場。
持ち前の砲撃戦能力で連邦、リガ・ミリティアの艦隊に打撃を与え、シュラク隊のメンバーの多くを死に至らしめるなど、多大な戦果を上げている。
エンジェル・ハイロゥ戦でウッソ・エヴィンのV2ガンダムと激闘を繰り広げ、最後はエンジェル・ハイロゥ内部でメガビームキャノンを放つも、V2ガンダムの光の翼に機体ごと弾じき飛ばされた。
機体のその後は不明だが、カテジナは視力を失いながらも生還している。
本体武装
ビームライフル
専用設計のショートバレル・モデル。側面部丸型のコネクタによって、本体前腕のハードポイントと接続可能になっている。
ハードポイントはライフルへのエネルギー供給機能と、一定の可動域を有しており、マニピュレーターに持ち替えずとも射撃戦に対応できる。
ビームトンファー
ゴトラタンの猛威を示した、非使用時は両前腕部と一体化して収納されている近接武装。
頭部ビームカッター
ゴトラタンの頭部の鶏冠部分に装備された特徴的な近接兵装。
ギミックはリグ・シャッコーと同様だが大型・高出力化している。
マニピュレーター用の携行武器とは違い、可動範囲は限られているものの振り抜く、振りかざす動作を要しない為、不意打ちや所謂『虚』を突いた攻撃を可能としており、ゴトラタンの近接戦闘の強さを支えている。
ビームシールド
特殊モデル。マニピュレーターの甲側に設置されている。
キャノンユニット武装
メガビームキャノン
ゴトラタンの猛威を示した、遠距離用の射撃武装。
展開時は20mを越え、ゴトラタン本体よりも大型となる超ロングバレルのメガ粒子砲。取り回しを少しでも補助するため、バレル側面にまで旋回補助用のスラスターが配されている。
6連マイクロミサイルポッド
展開時に両肩部前面に一基ずつ配される、ミサイルポッド。合計十二発を同時発射可能。
リグ・シャッコー
リグ・シャッコーとは、TVアニメ『機動戦士Vガンダム』に登場する、ザンスカール帝国の最新鋭量産型モビルスーツである。宇宙世紀シリーズにおいて、最後年代の大量生産モデルであり、その優れた性能は、ハイエンド機と遜色の無いレベルにある。
カタログスペック
頭頂高 15.9m
本体重量 8.2t
全備重量 18.5t
ジェネレーター出力 5,960kw
装甲材質 ハイチタン合金ネオセラミック複合材
スラスター総推力 77,700kg
概要
型式番号はZM-S22S。
ベスパが『傑作量産機』であるゾロアットの、更に次世代を担う機体として開発・制式採用した最新主力量産型モビルスーツ。優秀なテスト実績を残したコンペティション・トライアル機から、バックパックを中心に大きく設計変更を行っており、その性能は更に向上している。
これは、ゾロをはじめとした、これまでの同軍量産MSの運用データからのフィードバックを短期間で実施した結果であり、ベスパの開発体制の柔軟性が極めて高い事の証左となっている。このような急遽の仕様変更は、組織として完全に動脈硬化を起こしている地球連邦軍には不可能な芸当であり、帝国側の構成員――『宇宙戦国時代』を生きるスペースノイドの気勢を体現していると言えるだろう。
性能面の優秀さは後述するが、ゾロアットと最も異なるのは、宇宙戦闘“専用”ではなく、型式番号[S]のビームシールド装備型のみならず、ビームローターへの換装と簡易な調整により、地上戦にも対応可能な、全領域対応型として開発されている点である。
機体解説
スマートな外観に違わず、全備重量は18.5tと、原型機から更なる軽量化を達成し、パワー・ウェイト・レシオは4.2倍まで上昇した。かと言って防御が犠牲になったわけでは無く、アビゴルで試験採用された新装甲材・ハイチタン合金ネオセラミック複合材を本格量産・採用する事で、充分なものを確保。ジェネレーターはコンペ対抗機であった重攻撃機コンティオ同様の、約6,000kW級の高出力モデルを搭載しつつ、固定武装を廃して脚部とバックパックにハードポイントを設ける事で、本体ロールアウト後の新武装開発/追加装備を視野に入れた、長期運用に耐える拡張性を確保している。
また、前世代主力機であるゾロアットからも、宙間戦闘におけるけん制に有効なビームストリングスを引き継いでおり、これを用いた戦術に長けるベテランパイロットの機種転換にも配慮された。
当然ながら、帝国領土を巡回警護するための哨戒艇「シノーペ」や、高性能サブフライトシステム「アインラッド」にも対応しており、新旧あらゆるベスパの装備を最大限活用できる。
以上より『量産型モビルスーツ』でありながら、スペックノート上は前世代のサナリィ製ハイエンドモデルを全面的に上回っており、むしろ『高性能汎用モビルスーツ』……つまり“ガンダム・タイプ”にカテゴライズされるべきとすら言える。
操作性についてもまた、テスト機の優秀さを引き継いでいる点において、注目すべきである。
リグ・シャッコーの可動域の広い四肢の仕様は、学徒兵ではなく士官学校卒の正規兵が充実し始めたの時勢を鑑みて、格闘戦に重きを置いているものの、短期訓練を受けただけの女性パイロットでも戦場に出ている実績は、高く評価してよい。
武装
ビームライフル
リグ・シャッコー専用に開発されたモデル。フォアグリップを備えている。
ハンドビームガン
小型の射撃兵装。二丁拳銃のように、両手に持って使用することもある。
不使用時はバックパックや脚部のハードポイントに懸架される。
ビームライフルに比べ出力を抑えられており、コロニー内などでの、防衛戦における使用を想定してる。
ビームサーベル
原型機のシャッコー同様に、脚の付け根に一基ずつ収納している。
機能的には、当該年代の標準レベル。
ビームファン
ビームを扇状に展開する手持ち武器で、ビームサーベルとビームシールドの両方の特性を持つ攻防一体の武器である。ハードポイントに接続可能。
ビームストリングス
頭部大型センサーの先端、及び両足の甲の、計三ヶ所に射出口が内蔵されている。このため射角は広がったが、ゾロアットのように射出口が集合していないため、「網」を張ることは出来なくなった。
ビームシールド
左肘に内蔵されたコネクターに接続する方式で装備する、防御兵装。前述の通り、当該コネクターには、選択式でビームローターも装備可能である。
アインラッド
最前線部隊、特にモトラッド艦隊所属機が積極的に運用したサブフライトシステム。搭乗するだけで攻防の性能を底上げし、宙間における航続距離を延長することができる、優秀な兵器である。
しかしながら、シノーペとの同時運用は不可能であり、機動が直線的になるため本機のウリである運動性が活かしきれなくなってしまう。また重力下においては、ビームローター採用機が有していた対地爆撃能力を、事実上捨てる事になる。
バリエーション
近衛師団用
型式番号ZM-S22SC
インペリアルガード・カスタム。専用チューンアップによって通常機より更に機動性、運動性が向上し、額のセンサーも大型化されている。
しかし最大の特徴は、追加武装として宇宙世紀0090年代以降は運用が稀となった実体兵器・メタルウィップを右肩に、大型実体シールドを左肩に装備している事にある。ウィップは非常に使い勝手の“クセ”が強く、実体シールドは国民に対する戦意高揚を狙ったデザイン優先となっているため、十全に使いこなしてやっとビームサーベル・シールドと同等の戦力となる類いの装備であるが、ビーム兵器と異なり発光や、メガ粒子の飛散による周囲への被害拡大を生じない。よって、近衛師団機は女王マリアやカガチ宰相を始めとした要人、あるいは木星も含めた人類圏全域から集められたサイキッカーの護衛任務に最適な仕様であると言える。
また当然ながら、純粋な「戦力」として見ても極めて高いレベルにある。
近衛師団はマリア教の教義を至上とし、必要ならば特攻すら辞さない敬虔なマリア教信者のみで構成されているため、忠誠心を芯とした団員の高度な操縦技術練度・連携は、リグ・シャッコーの高いポテンシャルを120%引き出す。
追加装備
メタルウィップ
右肩に増設されたマウントに巻き付けられ携帯している。このマウント自体は平面形状だが、磁力によって自動的にウィップを円錐状に収納するシステムとなっている。
ウィップは電撃によるショックバイト武装として機能するだけでなく、新体操のリボンのように回転させると中心部にI効果を発生し、メガ粒子を拡散させずに中和する防御兵装にもなる。
すなわち、コロニー付近及びエンジェル・ハイロゥ内外という、ビーム兵器の仕様が極端に制限される状況下での任務に最適な装備と言える。
実体シールド
左肩に直接マウントされている、リグ・シャッコーのほぼ全身を覆うほどの大型シールド。
中央付近の上下スリットからビームシールドを発生させることも可能だが、上述の通り発光による敵機からの視認確率を下げるため、基本的に表面に加工された耐ビームコーティングで対応する。
ビームローター装備型
型式番号ZM-S22G
ビームローターを装備した重力下仕様機。前述の通り、地球降下した部隊の機体は基本的にこちらの仕様となった。推進剤を消費する事無く巡行速度での飛行が可能な、極めて優れた陸戦機。
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