グレイル vs 漆黒の騎士 HDリマスター 蒼炎の軌跡『漆黒の魔手』 令和高画質版 【ファイアーエムブレム】
今度の新作でアイクが所持している斧は父親のものです。
月が綺麗な中秋の名月にふさわしき名シーンを、リバイバルしてみました。
え?中秋の名月はもう過ぎた?
・・・。
久々に何度目かわからない蒼炎の軌跡をプレイしてみていますが
改めて思うのは、この作品は神作ではないかと思います。
今頃気づいたのかよ、と思われるかもしれませんが
じっくりプレイしてみるとこの時代にできる最大限の演出が
なされていることにようやく気づきました。
容量の問題でフルボイスではありませんが、字幕の表示速度で
そのキャラの話のテンポを表現しています。
今回のシーンはそれがよくわかると思います。
負傷したグレイルとそれを担ぐアイクの会話は
二人の口調の速さが違います。
しかしそのアイクも、驚いた時には
その瞬間だけ言葉が詰まったりしています。
そしてアイクが傭兵団を継ぐと決意を表明する瞬間に
立ち絵が表示されるなど、ボイスがなくても圧倒される
演出がなされています。
そしてこれは完全に個人的な意見ですが
古参であるがゆえにか私は風花雪月を神ゲーだと思っていません。
学園パートのテンポが悪すぎます。
戦時中でも月に一度しか戦闘しない展開は間隔が長すぎます。
蒼炎の軌跡を再度プレイして思うのは
シナリオで感動しつつも戦闘前会話が長すぎず
テンポよくステージ攻略が始まります。
そして、此度のプレイで気づいたのですが
支援会話の開放がメインシナリオと連動しています。
蒼炎の支援は一緒に出撃した回数で支援会話が開放されるのですが
最短で開放していくと話がメインシナリオと連動しており
そのキャラの理解が深まると共にシナリオの内容も補完しています。
これは今まで全く気づいておりませんでした。
こうなってくると、蒼炎の欠点はハードが古いゆえに
戦闘描写が時代を感じてしまうことと
続編前提で作られていたため、単体では伏線を
回収しきらないストーリーということぐらいではないでしょうか。
支援会話のシステムがこんなに神がかっていたのに
続編である暁の支援システムはどうしてああなってしまったのか…。
暁の女神は、逆に支援会話システムがクソだったこと以外
完璧だったと思うのです。
そしてFEシリーズといえば、この2作品が販売不振だったがために
シリーズ終焉の危機に立たされたという逸話が有名ですが
これはハードが悪かったせいだと思いたい…!!
WiiとFEでは、何一つ要素が噛み合っていなかった。
さらに暁は、前作をプレイしていなくても大丈夫!
なんて宣伝文句でリリースしていた記憶がありますが
フタを開けたら全然そんなことなかった。
思いっきり、前作をプレイしている人しか
ついていけない、盛り上がらないストーリーだった。
暁でのアイクの登場シーンなど顕著で、アイクを知っている人からすれば
とても感動する展開でしたが、アイクを知らなければ
置いてけぼりだったと思います。
昨今、ファイアーエムブレムシリーズは新作とリメイクを
2:1くらいの割合でリリースしているイメージがあるのですが
何卒!
何卒、蒼炎・暁を1本の作品にして、支援会話は
蒼炎のシステムを暁にも流用していただきたい…!!
これをフルボイスにしようものなら
風花雪月もかくやというボリュームになりそうですが
あちらの4ルート全部と同じくらいのボリュームでは
ないでしょうか(適当)
西洋を想起させる剣と魔法と姫とドラゴンの王道の物語。
これに一捻り加えないと売れない時代になっているのかもしれないですが
シンプルに王道な作品をプレイしたいのです…
任天堂様、インテリジェントシステムズ様
どうかご検討いただきたく宜しくお願い申し上げます。
#FE
#ファイアーエムブレム
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