
『バトルフィールド 2042』5人の新たなスペシャリスト(プレイアブルキャラ)とオープンβからの改善点などが公開
エレクトロニック・アーツのミリタリーFPSシリーズ『バトルフィールド 2042』で、プレイアブルキャラクターである“スペシャリスト”たち5名が追加発表。また先日行われたオープンβテストのフィードバックを受けての製品版に向けた改善点などが公開された。海外公式ブログからその内容をご紹介しよう。
残り5人のスペシャリストが公開。ついにウィングスーツ使用可能なキャラも判明
スペシャリストは、シリーズ定番の兵科制に変わって導入される、固有装備や能力を持ったキャラクターシステム。各プレイヤーは兵科の代わりに使用スペシャリストを選択して出撃する形になる。
ローンチ段階では10人のスペシャリストが登場することが発表されており、今回はオープンβテストで使用できた4キャラ(マケイ・ファルック・ボリス・キャスパー)と『バトルフィールド4』から参戦するアイリッシュに加えて登場する残り5人がついに発表されたという形だ。
今回発表されたスペシャリストの特徴は以下。なお日本語公式サイトのスペシャリストのパートにもすでに各キャラの専用ページが追加されている。
ナヴィン・ラオ(インド・斥候兵)
専門技能: 信号ハッカー
敵のビークル(乗り物)やレンジャー(4足歩行の小型戦闘ロボット)にハッキングをかけて妨害する。またマップ内の防衛設備などを遠隔で起動できる
特性: トロイのネットワーク
ハッキングした標的を倒すと周囲の敵が明らかになる
ドーザー(メキシコ・突撃兵)
専門技能: SOB-8 バリスティックシールド
向かってくる投射物から身を守るシールドを携行する
特性: ブラスト・レジスタント
爆破ダメージの被害を低減し、より早く立ち直って回復する
サンダンス(フランス・突撃兵)
専門技能: スマート・エクスプローシブ
対装甲型・EMP型・拡散型を切替可能な特殊グレネードを所有する
特性: ウィングスーツ
パラシュートの代わりにウィングスーツを展開して滑空する
エンジェル(ルーマニア・援護兵)
専門技能: 装備箱
分隊の仲間にアーマーと弾薬を補充可能。さらにビーコン設置により、装備セット(ロードアウト)の交換を可能にするパッケージの投下を依頼できる
特性: トラウマ・スペシャリスト
急速蘇生が可能。蘇生した仲間にはアーマーボーナスがつく
ジス・パイク(韓国・偵察兵)
専門技能: EMG-Xスキャナー
物陰にいる敵などを検知してシルエットを視覚オーバーレイ可能なスキャナーを被る
特性: 脅威感知
ダメージを受けた時に攻撃者を自動的にスポットする
オープンβテストからの改善・変更点
戦車の増加。 オープンβテストでプレイできたオービタルマップの場合、新世代機版とPCでは最大8台(OBTでは4台)が戦場に投下される形となる。
モーションの変更。 スライディング中の左右移動(ストレーフ)を追加。移動するオブジェクトを乗り越えられるように。ジャンプ連打を制限。
近くのグレネードを表示で知らせるように
乗り込み/退出モーションを短く。いくつかは削除。
エレベーターの扉がたまにおかしな動作を起こしていた問題を修正
サーバーについて
オープンβテスト初期などでAI兵士だらけの試合に入ることがあったが、マッチメイキングの挙動を修正しリアルタイムに適用できた。
またマッチメイキングにより自分の地域外のサーバーに割り振られてしまう問題も観測できた。これは修正し、またローンチ時も同様に新しい問題に機敏に対応していく。
ユーザーインターフェースについて
オープンβテストではいくつか開発版に入っている機能を外していた。
マップ機能はそのひとつ。Mキー(PC)やビューボタンまたはタッチパッドでいつでも開ける。現時点ではアーリーアクセスで入る可能性もあるが、パフォーマンスへの影響が出ないと確証できるまで保留する可能性もある。
どこで戦いが起こっているか、分隊メンバーがどこにいるか、フラッグや各セクターの奪い合いの動向などがわかる。
ゲーム内のコミュニケーションのためにCommoroseと呼ばれるシステムが開発版に入っている。1ボタンで起動し、どこにいて何を必要としているかを伝えられる。
ADS(照準を合わせる動作)時に動作していたコンパス表示を常時オンに変える。攻撃が来ている方角などをすぐに伝えられるようにするため。
Ping機能はオープンβテストでは思った通りに動作していなかったが、よりレスポンス良く反応するようになる。ローンチではさらにいくつか有用なツールを提供する予定。
スコア対象のイベントログ表示を画面の右側から照準の下に移動した。
画面左のキルログは敵や仲間の色分けを加えてより読みやすくした。拠点の権利移動などのメッセージ表示もサイズを調整。
画面上部のアラートはサイズを小さく調整し、頻度も減らした。
色盲者向けの設定も調整した。

チーム/分隊でのプレイについて
回復・補給や各種サポート型のプレイに対するスコア報酬がオープンβテスト版には入っていなかったが、製品版では入る。
誰が回復が必要か、修理が必要か、弾薬供給が必要かといったニーズを示すUIが11月19日の正式発売時に入るので、それを活かして欲しい。
オープンβテストでのロードアウトはいろいろ試してもらうための内容にしていたが、製品版では変わる。
最初の4~6時間は実際はもっと限られたガジェットで戦うことになる。旧作のようにランクを上げていくことでアンロックされていく。
初期段階では医療箱・弾薬箱・M5ランチャー・修理ツールが利用可能
オープンβテストでは従来の兵科の方向性を反映した4種類のロードアウトをプリセットとして提供していた。製品版でも同様のものがあるが、もっといろいろ組み込んでカスタマイズできる
メインメニューのコレクション画面では各ロードアウトの内容を示す名前などを設定できる
戦場でアタッチメントを交換できる“プラスメニュー”の内容もカスタマイズ可能になる。
アタッチメントはその武器でプレイするに連れてアンロックされていく。中央に一番近いスロットに設定したものが出撃時のセットアップになる。
分隊の構成は重要。ハザードゾーンモードでは分隊内で同じスペシャリストを使えないが、全面戦争モードではその制限はない。
ゲーム開始前には各分隊メンバーのプレイヤーカードが表示され、そこのカスタマイズによってプレイスタイルを示すことができる。
またオープンβテストと異なり試合開始前の猶予時間が設定されているので、そこでチャットして装備構成などを調整できる。
ラウンド終了時には活躍したプレイヤーなどを表彰する画面が入るようになる。
自動回復が始まるまでの時間がよりかかるようになったので。メディック系プレイヤーとの連携がより求められるようになる。
ファルックの回復銃は強化・改善され、仲間を狙いやすいよう照準が吸い付くようになる。
また蘇生も全体的に高速化。
その他
敵をより見分けやすくするため、仲間を識別するIFF(敵味方識別装置)のシステムを改良中。
敵の表示も調整。10メートル以内では敵兵にはアイコンが出るように。
仲間のアイコンは40メートル以内は壁などで遮られないように。これらはアーリーアクセス版で反映され、製品版でさらに変更が加えられる予定。
オプション内のコントローラーのボタン割当画面を改善。デフォルト設定が合わない時にカスタマイズをやりやすくする。
エイムアシスト強度をフィードバックに基づいて調整中。弱すぎたので過去作により近くなる。
家庭用ゲーム機でのテキストチャットも改良する。
不適切なプレイヤーなどに対処するためのツールを揃えて提供するが、不要な場合はオプションで隠したりすることもできる。
音声チャットをオンにしたままにしておくニーズは理解しているが、これはローンチ以降の対応になる。
クロスプラットフォームな分隊参加や招待はローンチで対応する。
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