【Switch ソフト紹介・レビュー】GetsuFumaDen (月風魔伝): Undying Moon

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Published on April 4, 2023 12:22:30 PM ● Video Link: https://www.youtube.com/watch?v=cQCVX0xE5tc

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Getsu Fūma Den: Undying Moon (2021)

Duration: 16:00

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読みにくいタイトルだけど、『月風魔伝(げつふうまでん)・アンダイングムーン』と読む。もともと、1987年にファミコンで発売された『月風魔伝』というゲームの続編的な扱いとなるが、世界観やストーリー的なつながりは若干あるものの、システムは全然違うので前作をプレイしておく必要は無い（ファミコン時代のゲームだし……）。ただ、本作のデジタルデラックスエディション版を購入するとファミコンの『月風魔伝』もプレイできる。
舞台は前作から1000年後の世界を描いており、前作で倒したラスボスが復活して、ついでに地獄から魑魅魍魎のバケモンがあふれてきていたので、主人公である月氏27代目当主、月風魔(前作の主人公の子孫だと思われる)が戦いに身を投じる、というもの。あと行方不明の兄を探す目的もある。
ジャンルとしてはローグライク・アクションゲームとなり、入るたびにランダム生成されるマップに挑み、最奥にいるボスを倒しては次のマップへ進むが、ゲームオーバーになるとステータスやアイテムがリセットされてまた最初から。ただし、持ち帰れる一部の素材を使って永続強化ができるので少しずつ強くなってラスボスに挑む、というもの。本作と似たシステムのゲームだと『デッドセルズ』が挙げられる。
ローグライク・アクションゲームとしてはオーソドックスなシステムだけど、特筆すべきは何と言ってもグラフィック。浮世絵風でキャラがヌルヌル動く。敵も鬼や骸骨、落ち武者、妖怪など和風テイストで非常に端麗である。
難易度はかなり難しく、はじめてやると「ほんとにクリアできるのか」と思うほど。ここは地道に強化していくしかないね。ラスボスを倒すとさらなる鬼畜難易度が解放される。
武器やキャラクターの強化は少し分かりにくい。どの項目がどのタイミングで強化できたり、どの素材が持ち帰れるのか、など……。また、必要素材も多いので何度もダンジョンに挑んでは帰る作業感も少しある。武器の種類は多いけど結局使えるのは一握りに思える（だよね。小太刀二刀流や爆弾が強すぎない？）。
また、敵を倒しまくるハクスラ的な感じでもあるけど、キャラクターの動きは遅めなので爽快感の面で言うと微妙なところ。
また、このゲームで一番の難点はジャンプ操作の反応が遅いこと。なぜかボタンを押してからわずかにラグがあって行動するので、ジャンプのタイミングが取りづらく、足場を上るのにしょっちゅう失敗する。ゲームに支障をきたすことは無いけど、何度も失敗するのでストレスが溜まる。
とは言え、全体的には楽しめました。クリアまでの時間は、最初のラスボス撃破までは10時間程度、やりこみをやってさらに20時間以上は遊べると思う。完全制覇するなら50時間くらいはかかりそうだけど、さすがに後半は素材集めの作業感が強いかな。
グラフィックやボス戦の演出や音楽がカッコよく、いくつかの問題点はあれどローグライクとしては良いものだと思います。

発売日：2022年2月10日
ダウンロード版価格：2728円（デジタルデラックスエディション版は3828円）
対応人数：１人
ジャンル：ローグライク、アクション
ダウンロード版サイト：https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000022883.html
内容（サイトより）：
汝の肉体滅ぶとも、その魂と記憶は永劫の輪廻の中で蘇れり。
「浮世絵風ダークファンタジー×ローグライク・剣戟アクション」
『GetsuFumaDen: Undying Moon』は、浮世絵風ダークファンタジーにローグライクと2Dハック＆スラッシュ要素を融合させたアクションゲームです。

プレイヤーは地獄の監視者である月氏一族当主となり、幾多の「死」を乗り越え異変の元凶を断つべく地獄の最深部を目指します。

浮世絵風の独特なアート性
浮世絵や日本画が持つ独特なおどろおどろしさ、凄惨さ、美しさをゲームグラフィックとして表現することに成功。
平面的でありながらダイナミックな演出を堪能してください。

巨大で魅力的なボスが多数登場
大百足や龍をはじめ、日本の妖怪をモチーフにした巨大で恐ろしいボスを全ステージに配置。
苛烈な攻撃を繰り出すボスはこの上なく魅力的で、何度でも挑戦したくなるでしょう。

武器系統ごとの特殊ムーブによる剣戟アクション
日本武道特有の間合いや拍子を意識した剣戟アクションを実装。
刀、戦傘、槍など、武器系統ごとに用意された特殊ムーブを駆使し、地獄の魑魅魍魎に挑んでください。

本格ローグライクダンジョン
ダンジョンは入るたびにマップやアイテムが変化するローグライクシステムを採用。
決して簡単な道のりではありませんが、飽きずに何度も周回プレイを楽しむことができます。

奥深いビルド構築
主・副装備の収集と強化や能力解放により、奥深く多彩なビルド構築が可能。
周回ごとにビルドを工夫しながら、地獄の最深部を目指してください。

ユニークなパワーアップシステム
リアルタイムに強化の取捨選択が可能なパワーアップシステムを実装。
アクションしながらビルドを考える新たな戦略性を生み出しています。
※メーカーによる説明です。

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