(Demo) プロギアの嵐 / Progear (C)Capcom 2001
プロギアの嵐
発売年:2001.04
開発元:ケイブ 発売元:カプコン
ジャンル:シューティング
コントローラ:8方向レバー+2ボタン
システムボード:カプコン プレイシステム2(CPS2)
CPU構成[68000, Z80] 音源チップ[QSound]
「カプコンパートナーシッププロジェクト」のひとつとして登場した弾幕系横スクロールシューティング。 プレイヤーは2種類の戦闘機と3種類の「ガンフライヤー」から選択することができる。 ボタン操作により戦闘機がメインとなりガンフライヤーが援護攻撃を行う機動性重視の「ファイターモード」と、 スピードは落ちるもののガンフライヤーが全方向の敵をロックオンし攻撃を行う「ガンナーモード」が登場。 また敵の爆発に敵弾を巻き込むことで得点アイテム「ジュエルリング」に変化、 さらに「ジュエリング・トラクター効果」により、出現した大量の宝石もモードを切り替えることで自動で全てを回収することができ、 ボム性能が変化するほか、ハイスコア狙いにおいても大きな役目を負っている。 美しい背景に映える敵弾や、 自機が近づくと自動的にフレームアウトするスコア表示システムによりシューティングゲームに必要な快適さと、 独自のテイストを持つ作品を作り出してきたケイブらしいものである。 余談だがキャラクターの組み合わせと2人の関係度によって変化するマルチエンディング方式を採用している。
Story:
遠い遠い世界、パーツ王国という国での物語・・・。 風力発電の盛んなこの王国では、電気を使ういろいろな発明品があふれていた。 中でもプロペラの回転によって発電し、その電力でまたプロペラを回すという、 半永久的プロペラ発電機関「プロギア」の発明によって、人々は簡単に大空を舞う手段を得ていた。 また、不老不死の技術も実現され、全ての人間の憧れであった不死の体は、財力のある老人達へと与えられていた。やがて不死の体を手に入れた賢者と名乗る老人達によって、 新しい政治組織、{元老院}が発足した。 元老院は、「汚職や欲望で汚れた現在の政府を棄て去り、 新しい教育制度によって再教育をほどこした新人類達による理想的社会を実現させる。」という内容の声明を発表して武力行使にでた。 あまりにも過激すぎる元老院を阻止する為に、政府はとうとう軍を動かす決意をし、 大人達対老人達という異例な戦争へと発展していく・・・。 最初の戦場になった都市では大人側が一人も生き残らず、元老院のすさまじさを世界に轟かせる事となった。 これを歴史的に「賢者の制裁」と呼び、元老院の力は世界を恐怖に落し入れた。 「賢者の制裁」の犠牲になった街では、少年空士隊という子供ばかりのパイロット達が集まっていた。 家族を殺された少年達は、今こそ本当に大切なものを守る為に立ちあがる時だと感じ、 大人達でさえ使いこなす事ができなかった「ガンフライヤー」と呼ばれる新兵器を、自らの機体に装備して飛び立った・・・。 しかし立ち向かう元老院の迎撃は、子供とはいえ容赦なく襲いかかった。
[出典:プロギアの嵐 公式HP(カプコン)]
解説&動画収録Ver. MAME Plus! 0.141u3