幕張メッセのオフライン会場が気になるあなたに……各社が趣向を凝らした“撮影スポット”が充実していたブースをリポート【TGS2021】
2021年9月30日~10月3日に開催の“東京ゲームショウ2021 オンライン”。新型コロナウイルスの影響を受け、昨年に引き続き、基本はオンラインでの実施となる同イベントだが、幕張メッセ会場にて、プレスやインフルエンサー限定の試遊の機会が設けられているのは既報の通り。「いったいどんな内容なのか……」と気になる方のために、会場の模様をお伝えしようかと思う。
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朝10時の会場とともにたくさんの取材陣が入場。TGSに対する注目度の高さを見せた。
会場はこんな感じ。さすがに例年に比べると小ぢんまりとはしております。
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セガ/アトラスKONAMIカプコンバンダイナムコエンターテインメントコーエーテクモゲームス『RPGタイム!~ライトの伝説~』ディースリー・パブリッシャーレベルファイブハピネットイケア・ジャパン主催者企画
セガ/アトラス
幕張メッセのホール8のみを使って行われた展示では、おなじみのゲームメーカーや学校法人など、31の企業・団体が参加。プレスやインフルエンサー限定ということで、“試遊”と、“撮影スポット”に特化していた印象。中でも印象的だったのがセガ/アトラスのブース。とくに驚かされたのが、インフルエンサー(そして、プレスに対してもか)に対するおもてなし。入り口近くの配信プレイコーナーでは、お笑いコンビのNOモーションがお出迎え。来場者どうしの対戦をNOモーションが実況し、そこで撮影した動画を来場者にプレゼントし、自由に使用してよいよ! という趣向で行われていた。対象タイトルは日替わりで変わるようだが、この日用意されていたのは『バーチャファイター eスポーツ』で、NOモーションのコスプレもハマっている!
“セガなま”でもおなじみのNOモーションのおふたり。
10月13の発売を間近に控えた話題作『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』の試遊もうれしいところだが(発売元であるアニプレックスがセガ流通を使っているため、セガ/アトラスブースでの出展)、そのこだわりぶりに驚かされるのが『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』で、劇中に登場する八神探偵事務所を完全再現。気分はまさにキムタク! といった感じでゲームを試遊できた。まあ、セガさん気合い入っています!
『鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚』も試遊できた。
とにかくディテールにこだわっていた『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』のスペース。何がセガをここまで突き動かすのか……。ゲーム中に登場するマスターシステムも。
KONAMI
セガ/アトラスブースの真向かいにあるKONAMIブースも負けず劣らず写真映えしそうな感じで、コンパニオンさんがお出迎え。大々的に展開されていたのが、11月25日発売予定のNintendo Switch用ソフト『パワプロクンポケットR』で、最大4人で対戦&協力プレイが楽しめる本作の魅力をアピールすべく、ひとりでふらりと立ち寄った方(実際は試遊の事前予約をしておりますが)には、3人のコンパニオンさんが参加してプレイしてくれるというおもてなしぶり。試遊にも気合いが入ろうというものです。
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TGSと言えばコンパニオンさん。こんなシーンを見るとなぜか落ち着く。
さらには、『遊戯王マスターデュエル』のコーナーでは、カードになりきって写真が撮れたり、『eFootball 2022』では、記者会見のスポットが再現されていたりと、趣向が凝らされていた。記者会見スポットには、ユニフォームなどの小道具も用意されていて、インフルエンサーさんにとっては撮影のし甲斐がありそう。
記者会見の気分に浸れます。ちなみにコンパニオンさんが持っているのは、ネイマールがCMで着ていたのと同じモデルのユニフォーム。
カプコン
撮影のし甲斐といえば、カプコンブース。中央にはドドーンと『モンスターハンターライズ』のオトモガルクが鎮座しており、実際に乗ることが可能。ゲームからそのまま飛び出してきたかのような姿に、感激する人も多いのではないかと思われる。
うれしそうにオトモガルクと写真に収まっているのは、週刊ファミ通の嵯峨編集長。
バンダイナムコエンターテインメント
『アイドルマスター スターリットシーズン』や『スーパーロボット大戦30』、『THE DARK PICTURES: HOUSE OF ASHES(ハウス・オブ・アッシュ)』、『ファーミングシミュレーター 22』の試遊台が壮観だったバンダイナムコエンターテインメントは、こと撮影スポットということでいうと、何といっても『リトルナイトメア2』。8月26日にプレイステーション5、Xbox Series X|S、PC向けに『リトルナイトメア2 Enhanced Edition』が発売されたばかりの同作だが、劇中の教室が再現されたブースには、グッズなども並べられており、人気の高さを見せていた。
ホンモノ(?)のシックスとモノもいたらしいのだが、タイミングが合わず会えずじまい。
コーエーテクモゲームス
コーエーテクモゲームスは、『真・三國無双8 Empires』、『BLUE REFLECTION TIE/帝』、『零 ~濡鴉ノ巫女~』をプレイアブル出展。素敵なソファでプレイできて、まさにゴージャスな気分。シブサワ・コウ40周年記念作となる『信長の野望・新生』のパネルで出迎えてくれる、シブサワ・コウ氏のイラストのやさしい眼差しに癒やされる。
『RPGタイム!~ライトの伝説~』
そして、目立ったと言えば、何といっても『RPGタイム!~ライトの伝説~』。パブリッシャーがアニプレックスになることが発表されたばかりの同作だが、出展社中、タイトルがそのままブース名になっているのはここだけなので、何とも目立つこと! インディーゲームをリリースするのは初めてというアニプレックスの、『RPGタイム!~ライトの伝説~』をとにかく推していきたいという姿勢はブースにも如実に現れており、教室をイメージした展示は素敵。試遊にも熱が入ろうというものです。
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ディースリー・パブリッシャー
ディースリー・パブリッシャーは『地球防衛軍6』を出展。対応プラットフォームがプレイステーション5とプレイステーション4に決まり、発売日も2022年となったことが発表された。
レベルファイブ
レベルファイブは『メガトン級ムサシ』のフィギュアが鎮座。
ハピネット
流通大手のハピネットはインティ・クリエイツ、H2 INTERACTIVE、カリプソメディアジャパン、ジェムドロップ、シティコネクション、PLAYISMのタイトルを出展。活気に溢れていた。
イケア・ジャパン
今年4月にゲーミング家具を発売したイケア・ジャパンはTGS初出展。店舗みたいに家具が家の中にあるみたいに展示されていて、ある意味で撮影し甲斐あり。
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主催者企画
主催者企画ブースでは、TGSVR2021(写真)やTOKYO GAME MUSIC FES、Amazon特設会場などが紹介されていた。
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同じく主催者企画ブースで、こちらはファッションエリア。プーマとコラボしてのTシャツなどが展示。
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