G Generation Spirits 【クロスボーン・ガンダムX1ABCマント有/無】戦闘シーン
クロスボーンガンダムX1
くろすぼーんがんだむえっくすわん
クロスボーン・ガンダムX-1とは「機動戦士クロスボーン・ガンダム」及び「機動戦士クロスボーン・ガンダム外伝」、「機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人」に登場するモビルスーツ。 いずれの作品においても主役機である。
カタログスペック
頭頂高 15.9m
本体重量 9.5t
全備重量 24.8t
ジェネレーター出力 5,280kw
装甲材質 ガンダリウム合金ハイセラミック複合材
スラスター総推力 100,000kg
概要
木星帝国の陰謀を阻止するべく、ロナ家長女ベラ・ロナが再編した新生『クロスボーン・バンガード』が運用する主力モビルスーツ。
宇宙海賊という立場を示す為、海賊旗をモチーフとしたドクロのマークが模られたレリーフを頭部に有する。
サナリィの試作型MSで、『フォーミュラ・プロジェクト』に基づいて開発されたF91の後継機「F97」であり、実戦データ収集を目的にベラ率いる新生クロスボーン・バンガードへ譲渡された。
本機の武装は、高出力化したビームシールドの実用化により射撃戦に於ける効果が望めなくなった事と、ベラ・ロナの「敵パイロットを極力殺傷しない」という方針に基づき、近接格闘兵装を多数装備する。その一方で、運用される武装のほとんどは、サナリィで試作された実験用装備であり、機体と共に実戦データをサナリィに還元する代わりに譲渡されている。
なお、開発元を偽装する為の措置として、型式番号は元の「F97」ではなく、コスモ・バビロニア系列MSに用いられる「XM-X」の型式番号で登録されている。
木星圏での運用を当初から想定した設計が成されており、骨が交差したようなX字状のフレキシブル・スラスターを有する。
これは木星など高重力下での運用に於いて無くてはならない装備となっており、木星圏の高重力を振り切る程の高出力を発揮し、推力ベクトルを必要に応じて変更する事で機体サイズを保ったまま木星圏での運用を可能としている。
また、これは地球の重力下での運用の際に高い機動力を発揮するのみならず、スラスター推力のみでの飛翔を可能とするという副次効果を生み出している。
この可変スラスターはブッホ・コンツェルン系のMSに搭載していたフィンノズルを参考にした説やとあるMSの装備を参考にしたという説があるが、詳細は不明。
胸部にはホリゾンタル・イン・ザ・ボディ形式のコア・ファイターを内蔵する。
この際、フレキシブル・スラスターをメインスラスターとする事から、単なる脱出システムとしては破格の機動力を発揮している。このままでも大気圏内飛行が可能だが、航空力学を完全に無視した形状のため他の戦闘機と比べると運動性で大きく劣る。また機体下面にシザーアームがあり、コア・ファイター単体で簡単な作業ができる。
クロスボーン・ガンダムのコア・ファイターは、サナリィが開発したクラスターガンダムの発展型とされている。コア・ファイター本体が胴体に収納されるのは同じだが、スラスター部分がバックパックになる構造はネオガンダムと似通っている。機密保持のためのロック機能もクラスターから受け継いでいるが、X-2のパイロットが機体を手土産に木星帝国に投降するという事態が起きたため、木星側にデータを奪われるという結果を招いてしまった。
近接格闘戦闘を前提としていることから、その際にウィークポイントとなりやすい頭部と胸部のダクト類を極力少なくする設計が採用されており、また、装甲厚も相当のものが確保されているため、頑強な機体構造を有する。
反面、これらの特徴から内部に熱が溜まりやすいという欠点を招いており、特に頭部に搭載されたバイオ・コンピュータは熱に非常に弱いため、機体が過熱を起こすと強制排熱が必要となる。この際、排熱のためにマスクの上半分が口のように開く形で上にスライドし、金色のダクトフィンが露出する構造となっている。
サナリィでは合計4機が製造され、その内3機クロスボーン・バンガードへ譲渡されたが、その内1機は移送中の事故により欠番となった。また、後から建造されたX-3もまた、結果的にクロスボーン・バンガードの戦力として運用されている。
4機ともに補給パーツ形状が安定していなかったことから頭部などに差異はあるものの、その基本性能は共通である。
ザビーネと共に木星帝国に寝返ったX-2によってもたらされたデータを基にクロスボーン・ガンダムの装備を基としたMSが開発され、その後行方不明になっていた旧X-3ことX-0を木星側が回収したことによりデータが出揃ったため、木星製クロスボーン・ガンダムの開発が行われることとなった。
パイロットはキンケドゥ・ナウ、ザビーネ・シャル、トビア・アロナクス、カーティス・ロスコ、ニコル・ドゥガチ。
武装
頭部バルカン砲
両側頭部に装備されている連邦系MSお馴染みの牽制武装。口径不明。
補給パーツが不安定だったことからX-2とそれ以外とで砲門付近の形状が異なる。
ビームガン/ビームサーベル
コア・ファイター側の固定装備で、ドッキング時には鎖骨部に開口された穴を通す形で収まる。
単発のビームガンと連射のビームマシンガンとで撃ち分けが可能で、マニピュレーターで引き抜けばビームサーベルとしても使用可能。
バスターガン
海賊のイメージに相応しく古式拳銃の形状を模したビーム・ピストル。
トリガーガードはなく、補助的な装備故にビームの威力もそれほど高くはないが取り回しに優れる。
ビームザンバー
海賊刀様のナックルガードを備えた大型のビームサーベル。名前の由来は「斬馬刀」。
使用時にはメガ粒子が縦方向に加速され、それによって幅広のビーム刃が形成される。この幅広のビーム刃は相手がビーム・シールドで防御していてもそのシールドごと対象を両断するという、接近戦に於けるアドバンテージを形成している。
なお、キンケドゥはビーム・ザンバーの幅広に形成された刀身をビームシールドのように使う「職人芸」を披露しており、攻防共に優れた装備である事が窺える。
ザンバスター
バスター・ガンが照準器・銃身・フォアグリップを、ビーム・ザンバーがグリップ・銃床を構成するビーム・ライフル。
ビーム・ザンバーとドッキングさせる事でバスター・ガンより威力を高めているものの、あくまでビーム・サーベルとしての運用が基本となる為、射撃用装備としては標準的なスペックにとどまっている。
フリント及びレコードブレイカーに装備された改良型は、発射されたビームがペレット状と通常の描写があった他、ビームザンバーは砲身から直接引き抜いて使用するが、砲身部分がオリジナルと同じバスターガンのような射撃武器としての使用はできない模様。
オプション装備である先込め式のマルチプル・ランチャー「ザンバスターランチャー」を装備可能であり、規格に合う各種弾頭を射出できる。小型化してグレネードの規格に合わせてあれば非正規品でも可能で、最終決戦時には核弾頭を射出している。
なお、X-3はザンバスターと似た機能を持つムラマサブラスターがあるためか、基本的に装備していないが最終決戦時は核弾頭を使うためにザンバスターも装備していた。
A.B.C.マント
アンチ・ビーム・コーティング・マントの略。
布状の使い捨て耐ビーム装甲。ビームシールドの欠点をカバーするために考案された装備である。
何重にも堆積された特殊素材がビームを受けたとき蒸発することによって、ビームのエネルギーを相殺することが可能で、ビームライフルの直撃にも5発程度なら耐えるほどの高い性能を持つ。
またビームの通過時間が短い射程武器の防御に大きな効果を持つ装備だが、一方でビームサーベルのような長時間ビームが当たり続けるような兵器には弱く、ヴェスバーの直撃から本体を守った一方で、クァバーゼのビームソーには簡単に切り裂かれてしまった。
後にABCマントの生地を重ねることで防御力の効果を高める結果を出したが、ビーム以外の防御力に疑問が湧いた上に使用している素材が比較的高価ということもあり、MS用としては使い物にならないという決断に至った。
メインスラスターを折り畳むことができるクロスボーン・ガンダムでなければ全身を覆うような装着方法をとれないため、それ以外の機体では下半身を覆うなど限定的な運用しか出来なかった。
ブランド・マーカー
両前腕部に装備された特殊モデルのビームシールド。
従来のビームシールドとは違い、発生装置の表面にスリットを四問設けており、そこから発せられる4つのビーム刃を互いにぶつかり合わせ、発生装置を露出させる事なくビームの「面」を形成させる。
また、ビーム発生角度もしくは出力を調節するか等で展開方法を変えて四角錐状のビームスパイクとして形成する事も可能で、拳に移動させ、メリケンサックのように殴りつけたり、またはジャマダハルの様に斬りつけて使うこともできる。
元来、ビームシールドは中央のビーム発生装置から周囲に向けてビームを放出し盾状に形成しており、発生装置が破壊されれば当然使えなくなる。
つまり、ビームシールドはその多くが中央に発生装置という明確な弱点を晒しているともいえ、本機はその弱点を克服するというコンセプトがうかがえる。
ただし、シールドの面積はMS本体を守るには比較的小さい為か主流になる事は無かった様だ。
更に本機は防御面では既に先述のA.B.C.マントがあるうえにエース級パイロットの乗機として用いられたため、もっぱらメリケンサックとしての用法がメインとなった。
しかしながら本機の「ビームシールド」機能は、宇宙世紀0133年当時までは原理的に可能とされながら、実際には行われることのなかった「ビームシールドによる大気圏突入」を実行・成功させるという偉業を果たす事となった。
この大気圏突入実績は、後年代に於いてMSの大気圏降下戦術に大きな影響を与えるだけでなく、シールドを新造艦艇へ標準搭載させるのみならず、近代化改修、果ては民間用スペースシャトルに至るまで普及させるという、極めて大きな意義を有している。
キンケドゥ独自の運用として、F91のヴェスバー対策のためにシールドを展開した状態で両腕の発生装置を切り離して、二重のシールドを撃ち抜かせるという戦法で、ヴェスバーの威力を減衰させ、更にビームザンバーで受け止めたこともある。
なお、X-3のみ前腕へのIフィールド発生機内蔵という仕様上、オプション装備となっている。再生産型のX-10型はコスト削減のため標準装備されていない。
ヒートダガー
両脛部に内蔵された実体剣。
スラスターの余熱で刀身を熱する。
足裏から刀身を発射することも可能で、暗器としての側面も有する。
シザー・アンカー
腰部フロントスカートに装備されたチェーン式のマジックハンドのような装備。
フロントスカートが展開してアームとなり、チェーンはリアスカートに収納されている。
MSを1機つかんで振り回しても千切れない程の剛性を誇る為、敵を拘束して振り回す、手から離れた武器を回収して反撃に転じるなど、その運用の幅は広く第三・第四の手としての意味合いを持つ。
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