28.[Cyber City Oedo 808: Attribute of the Beast] EPILOGUE~ ENDING [CYBER CITY OEDO 808：獣の属性]

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Published on January 13, 2024 2:30:18 PM ● Video Link: https://www.youtube.com/watch?v=g1KRj6E8QC8

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Cyber City Oedo 808: Kemono no Zokusei (1991)

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Duration: 16:15

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CYBER CITY OEDO 808：獣の属性(Cyber City Oedo 808: Attribute of the Beast , 1991)：Japanese video games
Based on a story：六月十三(Juzou Mutuski)
character design/supervised：川尻善昭(Yoshiaki Kawajiri)

[Playlist]
CYBER CITY OEDO 808：https://www.youtube.com/playlist?list=PLYnPhfZ3IEC38GFE93GlwwoQyeqlNzjg5

【CAST】
千石旬介（センゴク）：石丸博也(Hiroya Ishimaru)
メリル柳川（ベンテン）：塩沢兼人(Kaneto Shiozawa)
蛾眉丸力也（ゴーグル）：玄田哲章(Tesshō Genda)
長谷川十蔵（デカチョウ）：若本規夫(Norio Wakamoto)
城之内京子（オキョウ）：堀江美都子(Mitsuko Horie)
ヴァーサス（ブリキ野郎）：津久井教生(Kyousei Tsukui)

【EPILOGUE～ENDING】
[電脳警察署]：局長室(0:00)
◎センゴクの刑期、減刑されず(0:06)

[EPILOGUE]：(1:13)
１．最後の始末(2:43)：ゴーグルは、スパイの一団を操っていたレナード・ニムルを始末した。
２．機動刑事センゴク(3:40)：残りの刑期は３７５年。
◎沙織のその後：沙織の獣化細胞を抑制する方法はコールドスリープのみ。代謝速度を数百分の一に落として、彼女はゆっくりと眠りながら歳をとっていく。

[ENDING]：(5:01)

[旧市街]：酒場(8:49)

[･･･昔々、別の時代、別の世界で･･･]：(14:18)

【DATA】
[明日香]：ウェスタニカの諜報部員。コードネームは「青目」。ウェスタニカから電警に派遣された捜査協力者。
１．明日香の正体：不破友美（不破博士の長女）。友美は８年前に交通事故で死んだことになっている。
２．明日香と滝口の関係：不破博士の娘と博士の助手の関係。狂人と化した恐ろしい父のいる家を出て、ウェスタニカの諜報員になった後も、彼女は父の助手である滝口邦彦と連絡を取っていた。
３．明日香に関する謎：何故、日系と思しき明日香が人種・民族構成の殆どをアーリア系で占めるウェスタニカの諜報部員になれたのか（諜報部登録は国籍に厳しい）。
※１．日本とウェスタニカが友好条約国だとしても、諜報部が無条件に彼女を採用するだろうか？
※２．恐らく、不破博士の娘である為に採用された。不破博士はヘッドハンティングの対象になっていた可能性がある。
※３．ウェスタニカの諜報部は、イステリアが狙っていたある分野の研究者をヘッドハンティングの対象にしている。そのイステリアの諜報部は不破博士を引き抜いた（誘拐した）。よって、ウェスタニカが登用しようとした研究者とは不破博士のことである。
４．明日香（友美）のペンダント：妹の沙織が身に付けていたペンダントと同じ物。このペンダントが不破の研究（野望）を消し去り、友美の命を救った。
※不破の研究が消え去ること：これは友美が（滝口）邦彦に託された最期の願いであった。

[不破沙織]：不破博士の次女。夜の旧市街で新たな連続殺人が起きたあの日、沙織は酒場から出てきたセンゴクとぶつかり、そのはずみで身に付けていたペンダントを落としてしまう。彼女は壁に寄りかかるように倒れて意識を失っていた。この日の夜の事を改めて振り返ると、未だに分からない事が二点ある。
１．いつ、意識を失ったのか：すでに沙織に獣化剤が投与されていた場合、ペンダントに組み込まれたオルゴールの音が作用し意識を失ったとも考えられる。但し、不破博士と沙織がイステリアに誘拐される前の出来事なので、恐らく、滝口に投与した物と同じ獣化剤が沙織に用いられたはずだ。
※１．当時の沙織の表情や奇異な行動の数々は、意識障害に陥った者に見られる状態（症状）である。何らかの薬物によって引き起こされている可能性を否定できない。
※２．無論、彼女が直前に起きた殺人の現場を目の当たりにした為に引き起こされたとも考えられる。
※３．滝口が投与された獣化剤とは：井坂が調達したEDX、或いは製法ファイルを基に不破博士自ら作ったEDXを使って開発したモルフォーザ。
２．沙織の着衣に付いた血の跡：一番可能性が高いのは殺人現場。では、どのようにして付着したのか。加害者としてか、殺人現場に居合わせた目撃者としてか。自分の血か、返り血か。
※１．ふたつの死体：あの日の夜の殺人現場には、ふたつの死体が残されていた。ひとつは旧市街に住む男。死体の状態は、何か強い力で全身を引き裂かれた様子。もうひとつは黒服（イステリアのスパイ）の男。死体は全くの無傷で、彼には未完成（EDXが使われていない）の獣化剤を投与された痕跡があった。
※２．誰が殺した：黒服の男は、拒絶反応によって死んだ可能性が高い。では、もう一人の男は誰が殺したのか。現場で死んでいた黒服の男か、滝口邦彦か、第２階層で三名の電警隊員を殺した男か、それとも沙織か。

[不破雷蔵]：張博士の元同僚。現在、不破化学研究所の所長。遺伝学、生物学分野の研究に詳しい人物。国立化研を辞めた後、彼は自ら研究所を設立した。
１．不破の研究について：「人の体に秘められたすべての力を解放する」研究。この研究を巡って、不破は当時の所長と口論になり、国立化研を解雇される。既に倫理的な感覚をほとんど失っていた不破は、解雇された日を境に完全な狂人と化し、研究以外の全てのことを完全に忘れ去ってしまった。
１）十年前の実験：「人を超越する存在」に妄執していた不破は、妻の由紀江を自らの実験対象にして殺してしまう。不破同様、由紀江も科学者だった。
※１．友美（長女）は父を恐れ家を出る。ウェスタニカの諜報員になった後も、滝口とは連絡を取り続けた。
※２．沙織（次女）は幼かったため、このことを知らない。
２）滝口邦彦：不破博士の助手。運転資金の調達もままならない研究所がこれまで閉鎖せず、不破が研究を続けられたのも滝口の力によるところが大きい。だが、そのような彼までも不破は実験の対象にしてしまった。
※１．薬品の投与について：薬品の投与は滝口自身の意志ではなく、不破博士の意志によるものである。博士は長年費やしてきたDNA触媒の応用研究（人の体に秘められたすべての力を解放する研究）を完成させる為、助手の滝口に薬品（モルフォーザ）を投与した。
２．不破博士とイステリア：不破博士は、助手の滝口の紹介でイステリア側と交渉を持つようになる。
※不破への復讐：滝口はイステリアの諜報部を利用して、自分をおぞましい化け物に変えた不破博士に復讐することを考えた。
３．不破博士失跡：望むものを手に入れる為に、博士は自らの意志で娘の沙織と共にイステリアの人質となった。博士の望みは「人を越える力」、人の力を超越する「完全なる獣人」を生み出す薬品、獣化剤“モルフォーザ”の完成であった。彼はイステリアに協力する代わりに、望みを叶えるための環境を手に入れたのだ。
１）モルフォ―ザとは：EDX触媒を使って不破博士が開発した薬品。細胞を賦活化させ、生体を獣化させる効能が確認されている。活性化した遺伝子を抑制する酵素は、電警が知り得る限り、合成に成功していないようだ。
２）すべては不破博士の意志：連続殺人及びウェスタニカ大使暗殺は、不破博士が起こしたデモンストレーション（不破自身が開発した薬品の効能をイステリア側に示すための）であったという事。彼はイステリアの協力を得てこれを為した。
４．研究完成（沙織は神に近付いた）：妻や助手を自らの研究に捧げ、そして娘である沙織までも実験対象にした不破博士は、「人を超越する存在」が誕生した事を確信する。
◎「神に近付いた」とは：滝口の言う「完全なる獣人」の事。初期の獣人は相手を識別する事ができなかった。だが、沙織は与えられた情報によって敵と味方を識別する事ができる。恐らくそれは、張博士が開発したDNA触媒“EDX”が効果的に作用した結果（遺伝子の活性化を抑制する酵素が合成された結果？）であろう。
※沙織に用いたDNA触媒は、国立化研の張博士から直接奪い取ったもの。この時、張博士は殺害された。
５．不破博士の最期：不破博士は、獣化した沙織に首を刎ねられた。
※友美のペンダント（沙織が持っていたペンダントと同じ物）に組み込まれたオルゴールの音がトリガーとなって、不破博士を敵だと沙織は認識した（敵と味方の識別。井坂メモに書かれていた「阻止できた」とは、このことを指すのか？）。これもまた、学習の結果なのだろうか？

[黒服]：イステリアのスパイ。彼らは一度、OEDO空港でウェスタニカ大使の暗殺を試みたことがある。
１．黒服の存在意義：事実上財閥が政権を掌握しているイステリアにとって、諜報（特に産業スパイ）は極めて重要な活動である。
２．「黒服」の服装について：自信の現われなのか、彼らは敢えて目立つ格好をしている様に見える。ステルスウェアとの噂もある。
３．オーエド（日本）で活動する「黒服」の目的：ウェスタニカ諜報部と同様に、ある分野の研究者のヘッドハンティング。
※ある分野の研究者とは：それは、ウェスタニカが登用しようとしていた人物でもある。
４．「黒服」のアジト：第１階層、海上副都心の港。
５．「黒服」のボス：スパイの一団を操っていたのは、レナード・ニムルという名の男。彼は占い師として旧市街に潜伏し、電警（機動刑事）の動きを探っていた。だが、電警のゴーグルにその正体を見破られ、始末された。

[DNA触媒]：開発コードEDX。DNA操作の能率（効率）を飛躍的に高める（上げる）触媒。EDXの製造法は、国家の重要機密。
１．開発者：国立化学研究所の所長、張博士。
２．国立化研から盗み出されたDNA触媒：DNA触媒を盗んだ人物は井坂恭一（不破研の滝口邦彦の証言により判明）。盗まれた触媒は、不破化学研究所の不破雷蔵の手に渡っている。
　彼はこの触媒を使って“モルフォーザ”という薬を開発。薬品については、細胞を活性化し、生体を獣化させる効能が確認されており、生物兵器として使用される可能性がさらに強まっている。
３．EDXの製造法に関するデータファイルの漏洩：捜査の結果、ファイルをアクセス（漏洩）した人物は井坂恭一である事が判明。DNA触媒同様、製法ファイルも不破博士（イステリア）が入手していると思われる。

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